6月12日〜6月13日

子宮内膜掻爬手術


6月11日入院前pcr検査

6月30日からの手術についての家族への説明のため

妹が来てくれた✈️

当分、温泉♨️も行けないだろうと、2人で近所の温泉へ。露天風呂では蛍の乱舞も見られて、久しぶりに姉妹で楽しい時間を過ごしました。


6月12日 13時入院

入院手続き後、部屋に荷物を置いたらすぐに担当医から、呼ばれて妹と共に説明を受けた。

6月30日に子宮内膜異型増殖症あるいは、子宮体がんのため、

手術名 子宮悪性腫瘍根治術

手術内容 (ロボット支援下)子宮全摘出、両側付属器摘出術

追加手術内容としては、骨髄リンパ節郭清あるいは生検、大動脈周囲リンパ節生検、大網切除


今回受ける、全面掻爬後の生検の結果、子宮内膜異型増殖症であれば、リンパ節は取らないとのこと。

このほかにも、いろいろな合併症や輸血の際の同意書などに、妹にサインしてもらい終了。

ここで、妹とはバイバイ👋遠いところ来てくれてありがとう。


部屋に戻り、荷物の整理をして、術後着を借りに行ったり

T字帯(ふんどしみたいなやつ)と長オムツ(まるで小型犬のペットシート)を買いに行ったりした。


その後、先生の診察。内診が今までで一番痛かった。

普通のナプキンをしてたのですが、出血が多くて下着まで汚れてしまい、たった2泊と思ってたから余分の下着もないため慌てて、下着の洗濯をした。

ナプキンも院内のコンビニに多い日用を買いに行きました。

その日はシャワー浴びて、夕飯は普通食。

明日は朝から絶食で7:30からは水も飲んではいけないとのこと。


あまり眠れないまま朝になり、先生が点滴のルートを取るため来た。

私の手の甲は血管がわかりにくいけど、一回で取れた!



担当の看護師さんが、術衣を持って来てこれに着替え下さい、パンツ以外は着ないでねとのこと。

袖や両脇が全てマジックテープになっており、紐で結ぶのだけど、なんか着方がわからなくて手間取った。

(紐を脇のマジックテープの隙間から出すのがわからなかった)


看護師さんと歩いて手術室のある階に行くのですが

そのエレベーターが普段使っているエレベーターとは違い

廊下からとくに表示のにないドアを開けるとそこにエレベーターがありびびった。

手術室の前で、リストバンドのスキャンと、名前生年月日と手術内容を聞かれた。

その後、シャワーキャップの不織布版みたいな帽子を被せてもらい、担当看護師さんとはバイバイ👋

手術室担当看護師さんと歩いて手術室まで行く。

沢山の手術室が並んでいて、迷路のよう。

帰るときは迷子になるかもと心配するが、その心配は無用だった。

帰りはベットで帰るから。


手術室内ではリクエストした音楽をかけてくれていたが、緊張🫨マックス。怖い。

そこでパンツを脱いで、手術台に上がって下さいと言われ手術台に寝る。もう少し上へとか右へとかの

指示通りに。

すると、担当医が来て酸素マスクをして、麻酔が入ったらすぐ眠たくなりますからね、頑張りましょうね。と声をかけてくれた。

そうこうするうちにマジックテープだらけの術衣はバリバリと剥ぎ取られて、

同時に、寒くないようにか、恥ずかしくないようにかはわからないがタオルかタオルケットみたいなものを数枚かけられた。

この全ての動作が複数人でやっているので、速い!

その後足をここに上げて(内診のときみたいな)と

いわれて落ちないよう固定された。

この台は内診の椅子みたいにフカフカではなく硬かった。

その後は眠くなりますよーといわれて、次に

〇〇さーんと呼ばれて肩を叩かれるまで、一瞬の出来事。


ベットで病室戻り、夕方までお水禁止、起きるの禁止、動くの禁止。麻酔は覚めてもずっと眠くて、

医師が来て、説明してくれててもまぶたが閉じてくる。

眠たいねー眠たいねーとまるでこどもにいうみたいに先生がいうからおかしいんだけど

眠すぎて笑うこともない。


出血が多かったからと、看護師さんがちょくちょく下の様子をみにくるが

とにかく眠くて寝続けた。

何時になっただろうか大分薄暗くなっていて、看護師さんがお水のんでいいですよとのこと。

冷蔵庫にスタンバイしておいたペットボトルに寝たまま飲めるストローを刺したものを取ってもらい少し水を飲む。

トイレに行く時は最初は看護師と一緒に行きますので、ナースコール鳴らしてね。と言われて

またそのまま眠った。

完全に外が暗くなっててたぶん8時ごろだろうか、

トイレに行きたいわけではないが腰が痛くなってきたので

トイレに行くていで、ナースコール。

点滴台につかまって、看護師に支えられてトイレへ。

そこでT字帯と長オムツを外してもらう。

あまりの出血量をみてしまい、目眩がした。

そこで気づくのだが、T字帯と長オムツ、術後着は私の意識がない間につけられるのね。

もう羞恥心など無くなった。

トイレが終わるとまた看護師さんを呼んで、一緒に部屋まで帰る。

看護師さんが温かいタオルで下や体を拭いてくれて、

私は渡された温かいタオルで顔や首を拭いた。

ここで自分のパンツと巨大なナプキンをつけた。

水は自由にのんでいいけど、もう一度だけトイレに行く時は

看護師と行くからナースコールしてとのこと。


たった2泊なので、相部屋で入院しました。4人部屋でベット間も広く、全てのカーテンが閉め切られていたが、1日目いたひとは2日目手術室から帰るといなくなっていて、私ひとりになっていた。

そこへ、18時ごろだろうか緊急入院の方がきた。

話の様子からすると、肺がんの方でおそらく何度も入院しているかんじ。

本来なら別の階だけど、部屋がなかったみたいでここに来たようで

担当の医師や看護師も別の階から来るため、ベットサイドでずっとお話しをされる。

化学療法中で具合が悪くなり緊急入院されたよう。

体の痛みや吐き気など、あまりに苦しくて、家でも寝ているだけでと。

こんなに苦しくて、効くならいいけど、寝ているだけだし、小さいこどももいるしみたいなやりとりののち、

これをやめたら、ホスピスのような病院に入院すると外泊なども自由になるというような内容が聞こえてくる。

医師がご主人をよんで(このはなしはご主人が病棟には入れないので別室)抗がん剤を変えるかなどのお話をされたみたい。

ベットに戻ると、あんなに冷静に医師や看護師とお話されていた方が声を殺して泣いていた。

私も声を殺して泣いた。同時に自分には化学療法は必要ないと信じている。いやそう思いたいだけかもしれないけど、

自分がその方と同じ状況になるとは思ってないけど、すごく不安になってつらかった。


その後2回目のトイレで起きたときから、目眩と吐き気で、吐くものも胃液しかないのだけど。

麻酔とか出血とかの影響というより、同室の方の様子にやられていると感じた。

夜中も吐き気は続き、朝になった。

普通食の朝ごはんがでたがなにも喉を通らず。

医師からは、目眩が出てるからもう一泊するかと聞かれたが

帰りますと即答。でも危ないからと言う医師に

帰ったほうが治りますと失礼な言葉を放ち、退院。

いや、説明するのが辛かったんです。ごめんなさい先生。


タクシーで自宅まで帰ったけど、あまりのフラフラ加減に、親戚な運転手さんが

エレベーターまで荷物を持ってくれた。


本番の手術の予行演習だーと思っていた、今回の手術だけど、

メンタルをいためつけて帰ってきた。目眩と吐き気はそれから3日ほど続いたけど、4日目に急に治りました。


教訓 次回の手術の際は、個室にする!

差額ベッドは結構高くて、なにかとお金がかかっているので相部屋でと思ってたけど、無理。

これがわかっただけでもよかった。


今回掻爬した組織の病理は、次回入院時に説明しますとのこと。