祖父の容態が危ない状態が続き、私が小学校3年生の冬2月に亡くなりました。
祖父が亡くなり、病院の荷物を片づけていると、妖怪は私の母に
「汚いからこれ洗っといて」
と最期に着ていた祖父のパジャマ、下着を洗っといてと命令しました。
母は最期、実父が着ていた洋服だったので奇麗に洗ったそうです。
祖父のお葬式も終わり、誰が祖父の自営業の後を継ぐかが問題になりました。
まず祖父の妻、妖怪が継いでみたものの(人間の言葉が通じず)私の母や父がやめさせました。
次に父が継ぎました。
父は自分の自営業しながら、祖父の自営業をやっていたのですが、祖父の自営業はフランチャイズだったので上から「フランチャイズを続けるなら、今の仕事やめなさい」と言われたので、断念!!
最終的に母が継ぎました。
母は専業主婦希望だったので嫌々継ぎました。
何故、ここで祖父の自営業を閉めなかったのかというと、祖父は会社の借金が約○千万程あったそうです。
なので、母がマイペースに自営しながら借金を返すという結論になったそうです。
その頃、私の父は大学の助教授(今でいうと准教授ですかね。)しながら、事務所を起こしていたので、父が働くだけで何とか食べていけるくらいのお金はあったそうです。
ここから母の人生、みんなの人生の歯車が狂い始めました。