祖父と妖怪と家族5人の同居生活が始まって3年後、
祖父にガンが発見され入院しました。
祖父には宣告せずに懸命に妖怪母がお世話をしたみたいです。
母が言うには、妖怪は甲斐甲斐しく、祖父の病院にお見舞いに行くものの、自分の話ばっかり、
はっきり言って邪魔だったそうです。
その半年後、
本当にいよいよ祖父の容態がますます悪化の状態になったある日、母は担当医に呼ばれました。
担当医
「お宅の経済状態は良くないのですか??」
母
「え?どういうことですか??(てっきり父の容態の話かと・・・)」
担当医
「あなたのお母様j(妖怪)がお見えになって、
「娘2人はサラリーマン家庭でお金がそんなにありません。入院費・医療費をまけてください!!」
って言いに来たのですが、何とか工面できませんか??」
注)サラリーマン家庭を馬鹿にしてるわけではありません。妖怪の事実を基に書きました。サラリーマンでも自営でもお金があるとこにはありますし、ないとこにはないと思います。
母
「え~!!!!!そんなこと言ったのですか・・・・。私の夫は自営ですし、私の妹の夫も医者ですけど。それにどんなにお金を払っても父を助けたいと思ってるんです!!」
医者
「そうだったんですか。それなら良いですが。。お母様(妖怪)に泣きつかれたのでどうしたらよいのか。。。」
母
「す。。。。すみません。私から言っておきます。」
怒りをとおりこして、あきれた母は妖怪に問いただすと、
「私はそんなん言ってない!!!あんたが嘘ついてるるっっっっっっっ!!!!!!」
の一点張りだったそうです。
そんな嘘、普通の人間なら祖父が大変な時につきませんよね・・・・・。
大変な時期に本性むき出しにするのが、妖怪です!!