菅生祭では2つのアイテムがデビューした。

その1SHOEI GT-air
前のヘルメットは同じくSHOEIのマルチテック。その前はaraiやレース用にはOGKを使っていたりしている。
走り出してすぐ気が付くのは防音性。TRXのTDMRキャブは吸気音が騒がしいが、かなり抑えられている。公道ではあまりやらない急全開をやると耳が痛くなる程の甲高い吸気音で耳栓が必需だったのだが、まったく必要が無い。

静粛性もいい。風切り音は速度が増せばそれなりにはあるが、並みの速度であれば気にならない。

そして驚きの通気性。こんなにベンチレーションが効くヘルメットは初めてだ。
今までのどんなヘルメットも「まぁ効いているな」というのが開け閉めを比べてようやく判る程度。
しかし、GT-airはハッキリと空気の流れを感じるのだ。まるで、クーラーでも内蔵されているのか?と思ったほど。
そして、通常ベンチレーションが効くといえば時速80kmくらいからのものだが、4~50kmくらいでも効いている。
airの名前の由来はこれか!と思えるくらいベンチレーションが抜群にいい。

サンバイザーは予想通り便利。特に今回のように天候がクルクル変わるような時は最高に快適。

ピンロックシールドはマルチテックでも使っていたが、まだ出始めの時期だったせいか、ピンロックシートとシールドの境え目が気になる造りだった。
GT-airは開口部ギリギリまでピンロックシートが拡げられているので境い目が気にならない。

気になる点といえば、顎紐のバックルがでかいので顎から首にかけて当って少し不快。まぁこれは緩めに調整すれば解決する。
あとはチークパッドがキツイから緩めの物に交換したい。

その2YZF600Rサンダーキャットのフォーク
この前慣らしでチョロっと乗っていい感じだった猫足。
タイヤを換えて、その際にリアの車高も標準に戻した。
フロントはそのままだが、とりあえずそのまま乗ってみた。
これが非常に良かった。菅生のストレートエンド、1コーナーや馬の背でのブレーキで強いブレーキを掛けても安心。リアが軽くホッピングするくらいブレーキを掛けても怖くない。ただ、まだブレーキポイントを奥まで我慢できないので早くに減速が終ってしまう。この辺は来年の課題かな。
バンク角も例年より深くなっている感じ。ariさんに撮ってもらった写真でもその傾向は見てとれる。

2013年(まみちゃん撮影)
イメージ 1

イメージ 2

2015年(ariさん撮影)
イメージ 3

とにかくフロントの接地感が高く思い切って進入できる。コーナリング中の車体姿勢も安定している。何だか少し上手くなったかのように感じる。
猫足、とっても具合がいいですねぇ。

修正覚書
馬の背ストレートで加速時にフロントの接地感が無くなる。
リアのイニシャルを掛けて対応すればいいかな?
タイヤはサラッとしていてグリップに余裕がある。もっと攻められる?