(ヨルダン旅行記2日目④)

ぺトラは日差しもそんなに強くはなくとても過ごし易い良い気候だった。
でも風が吹いていて何度も帽子が飛ばされるからイライラ・・・
帽子を脱いだら今度は髪の毛が風に吹かれてボサボサになるし!

でもむあぁ~にアラビックスカーフを頭に巻いてもらって問題解決グッド!
頭のサイズをキュッキュッと合わせながら大きなスカーフを器用に手早く巻いてくれた。
日本人が誰でも折り鶴を折れるように、アラビア人もスカーフを巻ける。

これでいくら風がふいても髪の毛ボサボサならない!



さて、王家の墓の付近ではベドウィンの男の人たちが勧誘してくる。
「15ディナールでロバに乗っていかないか?
有名な遺跡を見るにはあの山を越えなきゃいけないんだぜ。
英語で案内してあげるし、ガイドブックに載ってない所も連れて行ってあげる」

え?山を越える( ̄_ ̄ )?
大袈裟に言わないでよね・・・パーと思って断わる。

それからまた歩いているとまだロバ使いはついてきて
10ディナールまで値下げしてきたけれど断わる。

歩けるってばパー


しかし・・・そこから何故か道が険しくなった・・・

げっ!砂漠の砂!

がんばれ、ミミちゃん!

砂に足が取られてとても歩きにくく、砂や小石が靴に入ってくる。
まわりにはお城の跡みたいなんがあるけど
はよこの道終われと思いながらひたすら歩いていたのであんまり目に入らなかった。

遺跡の岩をよけながら歩く
がんばれ、ミミちゃん!

この辺でまたロバ使いやラクダ使いが呼び込みをしてくる。
ロバを7ディナールでどうかと言う。

ん~、でももうここまで歩いたし。なんか見えてきたし。
がんばれ、ミミちゃん!

ああ疲れた。
ただのペタンコの靴を履いてきた私が馬鹿なのかもしれないけど
石や砂で歩きにくい道はとても体力消耗するわ~
でもスニーカーこそ履き慣れていないから足にタコできて痛くなるの

そして私は告げられる。

これから先1時間ほど岩山を登らなければいけないとーーー
がんばれ、ミミちゃん!


まじか( ̄□ ̄;)



続くドキドキ