久々の更新が悲しい記事ですが・・・
競馬ファンなら誰しもがしっているであろうトウカイトリック(せん12歳)が亡くなりました。
※せん とは騸馬(せん馬)の事で、性格の荒々しい男馬の去勢した後の性別名称です。
~ニュース引用~
京都競馬場で乗用馬として訓練を積んでいたが右前脚の骨折で急死していたことが24日、JRAから発表された。
競馬中継などでサラブレッドを見る機会は、現代の日本では多いのではないでしょうか。
というのも、いまや日本の競馬会はほぼサラブレッドしかいません。
そしてそのサラブレッドの競走寿命は概ね5~7歳ほどであるのが一般的に考えられていると思います。
そんな中、老いてもなお強さを見せてくれたトウカイトリックは、彼自体のファンで無かろうと競馬ファンの間では有名です。
現在の日本競馬では不遇ともいえるステイヤー(長距離を得意とする馬の事)として、年に数レースしかない長距離の重賞(メインレース扱いの)レースに登場する彼の姿を、ファンで無くとも見かければ応援したくなる・・・トウカイトリックはそんな馬なのです。
サラブレッドの12歳といえば、とっても大雑把に人間で例えるとお爺さんです。
そういう背景もあり、トウカイトリックは「トリック爺ちゃん」「爺さん」などの愛称で愛されていました。
自身の好きな競走馬の子孫たちの活躍を見たい・・・
そういった思いも、競馬を愛する方たちにとってはとても大事な願いでもあります。
しかし騸馬であった彼はどんなに戦績が優秀でも繁殖にあがれる事も無く、ただひたすらにサラブレッドの使命でもある「競争(レース)」というものに身を投じてきました。
世が世なら優秀な子孫を残していたかもしれない・・・ファンの方の間ではそう思っている方も少なくないでしょう。
繁殖に上がれないにしても、老齢で走る彼の姿を見て、戦いが終わったらゆっくりと余生を送って欲しい・・・そう思っていたファンも大勢いらっしゃると思います。
競走馬として一線を退き、激闘から離れこれから新しい馬生をゆっくりと過ごせる・・・そんな矢先に突然彼の身に降りかかったこの不幸は、競馬ファンなら誰しも悲しみ、心を痛める、そんなニュースでした。
トリック爺ちゃん、どうか安らかに・・・・
走る為だけに生まれてくるサラブレッド。
そのサラブレッドを作り出した人間には、彼らの一生に愛情と責任をもって寄り添う義務があると私は思います。
人の手で作られ、そして優秀で無ければ、血を残せなければ沙汰される・・・なぜそんな悲しい運命が彼らに科せられなければならないのでしょうか。
彼らには心があり、命があり・・・・・・・・・・これ以上は乱文になりそうなので自重致します。
全ての競走馬・サラブレッドが安心で安全で豊かな余生を過ごせる・・・
そんな時代が来る事を祈っています。


