20年前の親子の関係って
どんなのなのかな?

今、小学生の子供を育ててみると
親の手助けもあるし忘れ物が
少ないなーって思う。

学校から「忘れないように保護者の方からも
お子様にお声がけください」って手紙くるし
20年前そんなのあった?

宿題だって、算数の計算カードは
親がタイマー測ってる。
忙しい時は自分で頑張って測ってるけど。

プリント類は毎日私に出して
丸つけやサインもしてる。

私が過保護で、学校からも親に頼んでて、
私が子供をそのようにしっかり育てて、
子供も低学年からの習慣でその癖がついた、
って感じなのかもだけど。

私は小学生の頃の自分は忘れ物だらけだった。
図工の材料や習字セットを
持って行った記憶の方がない。
いつも借りたりお裾分けしてもらったり。

小学生の頃は祖父の家で住んでたし
祖父は仕事で祖母は目が見えなかった。
帰ってきて学校の話をしたら記憶はあるけど
連絡帳や手紙を見せたり
忘れ物がないか見てもらった記憶はない。

祖父母だからというより、
20年前はそもそもそんな習慣なかった?

忘れ物を確認する習慣なんて全くなかった。
学生の間ずっと忘れ物ばかりで
たまに学校に届けてもらってた。

提出する手紙は期限過ぎて先生に
催促されることもあったし、
よく聞く「明日遠足!?」みたいなやつ、
さすがに遠足とかじゃないけど
こういうのは結構あった。

今の子供達を見ていて、
忘れ物全然なくてすごいなーと思う。
私も連絡帳見てるし、
「ここに書いてあるやつランドセル入れた?」
とか声かけるし。

私そんなこと声かけられたことなかったな。
母がいなかったし。
そういうの考えると、
よくも一緒に住んで新一年生のサポートを
しやがらなかったな。

ちょこちょこ母達と一緒に住んでた時あったけど
新一年生放置して夜少し会うだけ、
って酷すぎる。
もしかしてそんなことなかった?
思い出捻じ曲がってただけ?

とにかく、忘れ物を確認したり
そういう習慣が身につかないまま
高校まで過ごしてた。
私生活でもよく困ってた。

不幸中の幸いなのが
これじゃ困る、自分を信じるな!って
自分を変えることができた。

大人になってからは自分で気をつけて
忘れ物はほとんどなくなった。
人間だからうっかりミスくらいしたけど。

ここに置いとこう!いや、自分のことだから
あとで無い無い言ったり
あちこち探し回って時間無駄にするなぁ
って先を読んで元の置き場所に戻したり
玄関に置いたり、自分がよく使うところに
置いて自分にメッセージしたり。

多分周りに
子供の頃どうだったか、親のサポートあったか
聞いたって多分
「いやーうちもそんなもんだよ
別にこまめに声かけとかされてない
忘れ物もよくしてた」
って言うと思う。

でも多分、「そんなもん」
の基準は違うと思う。

言うてもたまにだったと思う。
私は習字セットはほとんど持って行ってない。

声かけなかったと言っても
毎回声かけされてないってだけで時には
「いってらっしゃい!
あれ?玄関のこれは?持ってかないの?」
とか些細なサポートあったはず。

だから自分の子供たち見ると
幸せだねぇって思う。
それで、こんな早い時から
自分で荷物まとめて確認して
そういう習慣をもう身に付けてる。

でもきっと私が子供の頃のままだったら
子育てでもそうなってたからきっと
子供たちにも声掛けとかしてなくて
子供たちも忘れ物多い子に育ったと思う。

私は、子供のうちはしっかりと
コミュニケーションとったり
愛情を伝えたり可愛がったり
抱っこしてあげたり気にかけて育てたい。