4月13日に次女の義父様をこちらの介護施設に

入居させた話を書いた。


その義父様が、先日亡くなられた。

北九州市が婿さんの実家で御母様が、2月末に

亡くなられたので、お一人住まいのお父様を

残しておけないからと、こちらの

介護施設に入れることにした、、、。


その時のお引越しの手伝いに行ってきた話を

書いたその時点で義父様は、91歳癌の末期、

余命そんなに長くはないかも、なんとか

立ち上がれるけど、移動は車椅子で。


という状態、見てもらったお医者さんの話もあった

けれどしょっちゅう娘夫婦も北九州まで通えない

からこちらに連れて来ることを決断。


普通に考えればもうこの歳の老人を動かすのは

よくないのじゃないかといろいろ思われる方も

いるでしょうが、最期を迎えられ、終わってみると

娘夫婦は、ぼぼ毎週義父様の介護施設に

尋ねて行って、3、4時間一緒に過ごして帰って

きたり、婿さんのお姉さんのお近くの施設に

したのでお姉さんは、毎日お仕事から帰って来て

通われて洗濯物を取りに。

ご姉弟、やれることはやってあげてお父様を

そっと逝かせてあげた。

良かったのではないのか。


次女は、緩和ケア施設でなく有料介護施設に

婿さんが、入れて普通の生活をさせたいと

言うから決めたけど、オプション、オプションで

高額納めないと行けなくなり、

まだまだこのまま過ごしていらっしゃる様子

だし、先行きが不安だけど、どうしたらいいのかな


と、時々心配そうにして、

痛みも段々出てくるらしいし、緩和ケア施設に 

移したらとか、義姉さんに相談してみたら?

自分1人で悩んでないで。

と、言ってあげるも次女と、義姉さんは、

義父様がこちらにいらっしゃるまでお仕事も

されていることもあり年に一度くらいご挨拶に

お会いするぐらいで


心を割って相談できる感じではないようだった。

そうこう言っていたのに、

亡くなる1週間前、義父さん、

後持って一週間だって言われた。

と、連絡が来た。


それは大変だと、私も土曜日なら行けるから
行かせて頂くからね。
と、三女には病気の相談を常日頃しているので
すでに三女も私が行く日に行こうと思って
いたらしく一緒に行かせてもらうことにした。

そしてその私たちが訪れた時、
痰が喉に溜まり呼吸を苦しそうにしていて
それでもこちらの介護施設は、吸入も出来ない
という最初からの話であったのは了解していて、
家族がやれるなら機械は貸して頂けると言われ

三女が何度か吸入をしてあげていた、、、
が、少し気持ちよくなられたかな、と皆と
話ていたのだけれど、
三女が、もう自分の経験から脚の色と呼吸が
変わってきた。今日明日かも。
と、ぼそっというので、その時家に戻って来ると
帰られていた義姉さんに、お伝えしておきなさいよ、
と言い残し、私たちは、帰った。
その翌朝だった、逝かれたのは。
永遠に続くと思われた介護も一時だった。
やれることをやれるだけ、粛々とこなして
毎日を過ごせばいい。
先のことを考えていたら何もできないのだから。
後で自分たちが後悔ないようにして。

つづく、、、