あまえんぼうのトナカイさん。おとうさんであるサンタさんにおねがいごとをします。
「うつくしいサクラがみたい。どこにある?」
よのなかはなつやすみにうかれるようなじきですが、
このぬいぐるみたちのせかいは、ちがうようですが、
さすがにサクラはちってしまうじきだと
白くまママはいいます。
なぜかおふとんにはいっているサンタさん、
「山のほうはどうかな?」
と、かわいいこどものおねがいに、むきあっています。
どうしておふとんにはいっているのかというと、
あさねぼう・・・
クリスマスはいそがしいサンタさんですが、
はるは、ゆっくりしているようですね。
けっきょく、さくらがのこっているかもしれない山のほうへ、おやこででかけることになりました~
このあいだ(第68番)は、いえでをするみたいなふんいきだったトナカイさん。
それをしっている、のはらであそぶおともだちのこころは、もやっとしています。
(しゃしんがくらすぎて、おともだちのタワシトナカイがみえなーい!「あまいぞ」とおもわせておいたけど)
で。
おとうさんサンタに山にのこっていたさくらがみえるばしょへつれていってもらった
トナカイさんですが、
きりでかすんで、山のさくらがあんまりみえないし、とおすぎて、ふまんがお。
いっぽう、サンタさんはプレゼント=さくらがみえるばしょ
へつれてきたことで、ミッションクリア!
「びみょー」
なんてかんそうをいうトナカイさん。
うちのこだったら、おこっちゃうぞ、わたし。
高砂の 尾上の桜 咲きにけり とやまのかすみ たたずもあらなむ
前中納言匡房
霧の中といえばこのお話。この間、続きのお話が連載されてたのがすごく気になっている。霧と霞のちがいって?まぁ、ほとんどいっしょじゃない?という私見。「ポーの一族」萩尾望都