【北斗の拳の時代】 | ミミコーポレーションのブログ

ミミコーポレーションのブログ

表参道で賃貸仲介を行っております株式会社ミミ・コーポレーションのブログです。
ホームページでは公開出来ない、スタッフの生活や、物件の裏情報なども公開予定です。

30年前の感覚
中国人は下品でテーブルマナーが悪く、
アフリカ人は蝿にまみれた物を食い
インド人は物乞いをして、川で水浴び。

ヨーロッパ人には文化的レベルで負け、
アメリカ人にはパワーで敵わないものの、
少なくともアジアの中では特別で、
緻密さと、ビジネスにおいては世界一の民族であり、
永遠に豊かであり続ける。
そこに驕りがあった。
驕りがあったというか、運の良い時代だったので勘違いも仕方ない。

よく言われる話ですが、グローバル化というのは、
貧しい国は戦後の日本のように安い賃金で一所懸命頑張る。
頑張って今より豊かになる。
すると差が縮まるので、相対的に日本は貧しくなる。
特に資源が無い日本においては、絶対的な物は無いでの、
その差は埋まりやすい。

近所の私が遊びに行けないリッツカールトンはアジア人富裕層ばかり、目の前の日高屋は行けるのに。
中国人観光客のようにラオックスで爆買いも出来無い。
ビッグカメラで3,000円のドライヤーは買ったけど。

下衆だと揶揄していた中国人の方が、自分なんかより、全然文化的暮らしをしている。
今はまだ若干マナーが悪いと言われているが、経験を積めばそんなの場数が違うから話にならない。
そうなると勝っているところなんてない。
せいぜい「おもてなしの心」なんていうニッチな世界の自己満足。
観光地でお金を落として貰いたいし、是非マンションも爆買いして頂きたい。
そのおこぼれを頂きたい。

今は北斗の拳の世界、マッドマックスの世界と同じ。
秩序も学歴も関係無く、容赦無い世界なのですが、
もともと犬のような育ちの自分であれば全く関係が無い。
これからは、世界基準でみて価値があるかどうかだけが問われる。

アフリカの某国で生まれてエイズにかかってるとか、
北朝鮮に生まれて強制労働から逃れられないとか、
どこかの国に生まれて求婚拒んだら硫酸かけられるとかだと、
個人の力で突破は難しい。
それでも命がけで風穴をぶち開けて、歴史に名を刻む本当に偉大な人もたまにいるけど。

個人の力ではいかんともしがたい世界にいるわけではないので、
全て自業自得。
複数人殺さなければ死刑もないし、自己破産も出来るし、同性愛者も結婚式挙げられる。

北朝鮮や中東の一部に生まれていたらこうはいかないわけで、
頑張れば何とかなるし、頑張らないとけっこうな速度でジリ貧になっていく、若干のアドバンテージがあるフラットで公平な世界というのが今の日本の状況ではないでしょうか。

ですのであまり外的要因にしてる場合じゃなく、
貧困に陥らないように腐らず頑張りましょう。

遠藤康志
(←お前がな)