不動産と一口にいっても、幅広いので、経験した事が無い事、
専門外の事で全くといっていい程わからない事もたくさんあります。
現在はかつて経験した事がない規模の事業用仲介に取り組んでいます。
経験が無いという事はわからないという事です。
しかしわからない事を認識すれば次にやるべき事が見えてきます。
勉強する事です。
しかし、ビジネスですので、半年後に身に付いたというのであれば何の意味もありませんし、
そもそもお客様から見捨てられます。
もう一つ、わかっている人の知識と経験を引き入れるという事です。
HUBになるという考えが近いかもしれません。
私が経験した事のある仲介は広さでいうと118坪が最高。
特殊な業種も一部経験した事はありますが、
今回は広さも金額もかつてない物になりそうです。
今はネットがありますので、
表層的な知識でいえばお客様の方がお詳しいという事は当然の如くよくあり得ます。
例えば、ある一定のエリアの物件を集中して検索すれば、
物の十数分で殆どの情報を入手できますし、
余計なエリアも同時に頭に入れなければならない不動産業者よりお詳しいのは当たり前かもしれません。
最近のビルの主流、エリア毎の坪単価などはわかってきました。
最新の成約事例、貸主の事情等は把握できていません。
従ってここは信用できる方から情報を仕入れます。
人が動けば当然報酬が発生します。
ここをケチれば有益な情報が手に入りませんし、その後の関係が枯渇します。
後はお客様との価値観を共有し、(営業にセンスという物があるとするならここかなと思います。)
エージェントとして利益を保護する。
但し、お客様(借主)が全てですという考えはあまり私にはありません。
貸主もお客様です。
契約は一方的では成り立ちません。
続く
遠藤康志