大相撲に八百長はあるのでしょうか?
数年前から誠しやかにささやかれておりましたが、
結果的にはあるという事が判明し、他の問題もあって引退や休場を余儀なくされた関取が多くいましたね。
皆が負け越さない為の大関互助会の存在は有名ですし、モンゴル出身の元横綱も間違いなかったと思います。
弱い力士が横綱になる事は不可能ですが、ここ一番での勝敗や、どうせ勝敗がみえていれお互い怪我したくないなど、理由はそれぞれです。
そもそも角番からでも8勝すれば大関として居続けられるというのが問題で、
取り組みを観ていれば、誰もが気付くおかしな内容は昔からあったのですが、
その違和感をネットでの他者の発言で確認し、確信に変わるというのが、以前と違うところだと思います。
誰に向かって相撲を取っているのか、
自分に正直で、観客に向かっていればガチンコで、
自分の延命と仲間(他の関取)に向いていれば八百長というところでしょうか。
ガチ力士は現役では稀勢の里(キセノサト)、高見盛の二人です。
大乃国、現役時代の貴乃花親方もほぼガチンコでした。
ズブズブは千代○富士、カイ○ウ、キョクシュ○ザン関などですね。
こうしてみると、ガチンコ力士は変わり者とも言えなくもないですね。
八百長はけしからんという論もありますが、私は全否定ではありません。
引退前の関取に花を持たせる場合もありますし。
裁判で負けないのは、やはり国技として保護されているからで、八百長がない事が証明されたわけではありません。
馴れ合いや気配りの日常の中に鬼気迫る瞬間が存在する、そう思えばまた見方もかわります。
実際の社会の縮図ですね。
遠藤康志