渋谷は谷底にあるとか赤坂は坂が多いとか東京の地名は土地の特徴を表現した物が多いという事は
ご存知の方が多いと思いますが、
週刊文春に面白い記事がありました。
水を示す「さんずい」がつく漢字の地名の場合、
その場所が水に由来する場所である事を示しており、低地である。
砂の付く地名は、液状化しやすい事が今回の震災でも裏付けられた。
シグナル漢字と地名
谷 日比谷 世田谷 幡ヶ谷 渋谷 千駄ヶ谷 四谷
川 小石川 品川 立川
沼 沼袋
池 池尻大橋 池袋 溜池
浜 浜松町 浜田山
窪 大久保
江 江戸川橋 一之江 瑞江
沢 下北沢
一方高台を示す「丘」「山」「岡」などがつく地名は強固な地盤を示している。
丘 大岡山 百合丘
坂 中野坂上 乃木坂 神楽坂
山 代官山 白山
台 旗の台 平和台 氷川台
地盤の固い場所は、都心部では、皇居や靖国神社、国会議事堂、六本木ヒルズ周辺。
青山墓地や都庁も高台に乗っているそうです。
建物の耐震性と同時に、どういう地盤の上に建っているかも、
地名を基に考えるとよいかもしれません。
私個人的には、天災は防ぎようがなく、
所詮、人が造った建造物においては大きな地震が来たらどこも一緒かなと思っていますが、
感覚的にあまり高層階には居たくありません。
遠藤康志