ホームページのリニューアルがなかなかうまくいきません。
元々はリテラシーの低い業種だったはずですが、
時代の流れというか、
今ではビックリする程の知識を身に付けた同業者の方もいらっしゃいます。
業種の慣習として広告費率が高く、リテラシーの低さと相まって、
SEO会社さんなどにとって、一時は規模の割にはおいしい業種だったと思いますので、
知識を身に付ける事は喜ばしい事だと思います。
大手仲介会社さんは、予算も潤沢にありますから、
やはり素晴らしい物を運営されていますが、
それらは別として、私が把握している同業のここ数年のホームページの流れはこうです。
まず最初は会社案内的なホームページから始まり、
次に「地域名+賃貸」とかでSEOをかけ、
エリアに強い会社として、来店を促す形。
ポータルサイトへの入力コンバーターを運営している会社さんがパッケージにして売り出した物も、
同様だと思います。
続いて、物件単位での検索に対応した形。
元々は伏せていた物件の所在地や、空室情報を明らかにし、より多くの情報をWEB上で公開する。
無料ブログを使ったサテライトサイトなどを運営して、自社にてSEOを行なう。
代々木の業者さんとかがその典型かなと思います。
当社もかなり参考にさせて頂きました。
こちらのサイトも独自のスタンスで運営されてたと思います。
物件は個別に探さない、現地で待ち合わせ、空室情報を常に更新、
当時かなり斬新に映りました。
その後「賃貸360」という、業者を選定したポータルサイトが登場して、
建物と部屋を分けての表示、ロングテールという考えが一挙に広まったと思います。
サクサク検索出来て、このサイトが与えた影響はかなり大きいと思います。
画像の鮮明さや気の利いたカテゴリーに徹底的にこだわったサイトも出てきて、
こちらは管理運営の大切さを実感致しました。
今では弊社も、極力写真を撮りに行ってますが、初期はWEB上で拾ってました。
現在総合的に先頭を行ってるサイトは、こちらの会社さんのサイトかと思います。
色んなジャンルのサイトと比べても、よく出来ていると口を揃える方が多いです。
最近リニューアルしたサイトはこちらを参考にしているところが多いと思います。
当社とはターゲットが違いますが、
真似の出来ないオリジナリティと言えば、
東京R不動産さん
http://www.realtokyoestate.co.jp/
家賃5万以下ドットコムさん
共に、世間的な認知度は圧倒的ですね。
当社のホームページはかなり遅れており、以前からリニューアルは考えています。
独自の物を作りたいのですが、
システムを組む事を考えると、同様のサイト制作の経験のある業者さんの方がスムーズです。
只、テンプレぽく見えるサイトは避けたいしで、なかなか難しいですね。
そのうち余裕のある会社は、自社で制作部隊を抱える流れになると思います。
事業用賃貸(事務所仲介)は多分そうなってますね。
ユーザビリティとSEOを考えたうえで、オープンに出来る情報は全て公開し、
その後に残るメッセージでいかに差別化を図るかが、
同様の商品を扱う我々の生き残り方ではないかと思います。
今現在はややキーワードの上位表示のみに興味が寄りすぎかなという気はしますが、
その点ではまだ洗練される前の状態という事でしょうか。
物件の情報はほぼWEBで網羅出来たとしても、
在庫のある物販と違い、同じ部屋はこの世に一つしかなく、
少なくともご案内、交渉、契約、管理には人間が介在しますので。
※勝手にリンクを貼らせて頂きました。悪口じゃないので大丈夫と思いますが、お気に召さなければ、ご指摘下さい。
※WEB業界の流れとかは理解しておりませんので、見当違いかもしれませんが、笑って下さい。
株式会社ミミ・コーポレーション
代表取締役 遠藤康志