挨拶は身を守る鎧(よろい) | ミミコーポレーションのブログ

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挨拶は身を守る鎧(よろい)




子供の時に親や学校の教師に言われた事は大体すれば良かったわけで、


古くはドリフターズが言っていた「歯を磨けよ」もまさにその通り。




しかし子供は歯なんか磨かずにゲームしてたいし、


そもそも自分が中年、老人になる時の事は想像がつかないわけです。


チン毛ボーボーになるとか、腰が曲がるとか、ズラになったり、ポリデントが必要になるなんて思わない。


遥か昔に産まれた違う世代の違う生き物だと思ってる。


そして虫歯になって一瞬後悔し、大人になって大きく後悔し、歯の奇麗な方に感心する。




「挨拶をしなさい」と言われてもピンとこない、


道徳というのは洗脳と紙一重、しかしながら善悪の教えに関してはすり込みも必要であり、


「人を殺すな」「物を盗むな」これらはやはり永い年月のすり込みの効果、人類全体の生きる知恵なのではないかと思う。




人の目を見て話せ


早起きして体を動かせ


姿勢は正しく


年長者を敬え




大人の言っていたこれの言葉を私は殆ど素直に聞けなかった、興味を持てなかった。


もっと破壊的な物、パンクな物とか前衛な物とか、退廃的な物に興味があり、かっこいいと思っていた。


自由の対極にある押し付け、洗脳のようで拒絶したかった。


しかしこれらは全て大事な事だと今では思う。




私は恥ずかしながら、若い一時期ギャンブルを好んでしていた時期がありました。


世間的なイメージはよくなくて当然、だらしない者の集まりだと思うかもしれませんが、


勤勉で規則正しく生活し、


身の丈に合った金額をそれこそ心を整えて、欲をかかずに挑まなければ、とても勝てません。


恨みを買っても、目立ってもいけません。


自分を見失うので、勝ち過ぎも駄目です。


ましてや酒なんてもっての他です。


私は胃を痛めないように牛乳を飲みながら戦っていました。


(ちなみにギャンブルは合法の物で、今では一切やっていません)




話がそれましたが、子供も時に教わった「挨拶をしなさい」などの教え、


これらを道徳としてではなく、人に愛され武器がなければ生きていけないんだよと、


生きる為の知恵として教えてくれれば私のような糞ガキでも聞けたかもしれない。




たまたま、アメトークの転校生芸人を見た。


学校の先生は転校生の心得を教えるべきだと思う。


子供は残酷で、世界が非常に狭いので逃げ場がない。教育とは難しい。


学校の先生は基本的に真面目で優秀で良い方が多いと思う。


しかしながら、社会経験が圧倒的に少ない。






人間は性善説も性悪説もない。


両方の要素が複雑に絡み合い、


よい循環が起きたり、悲劇が起きたりする。


怒りや恨みは連鎖する。


私はなるべく良い循環の中にいたい。


その為には多少努力するつもりもある。






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遠藤康志