『乳と卵』川上未映子
姉とその娘が大阪からやってきた。
三十九歳の姉は豊胸手術を目論んでいる。姪は言葉を発しない。
そして三人の不可思議な夏の三日間が過ぎてゆく。
第138回芥川賞受賞作。
改行のない(句点だらけで読点が少なすぎる)、独特の文体。
口語体でもないのに「あれをあれして」な表現で。
それはそれで、まあ個人的には面白かったのだけれどもね。
やっぱ芥川賞作品はワカランわ~。
ちゃんと物事が解決しないまま。
全て未消化のままで終わるのだもの。
は?
で、アレはどうなったの?
説明ないまま終わりですか~?
そして受賞ですか~![]()
てな感じで。
読み終えた自分まで未消化な。
