先日 40年来の友人が先月の誕生日のプレゼントとして、ポーセラーツ体験レッスンを招待してくれました。
「ポーセラーツ」とは、白い陶器に転写用シールを貼って、焼き上げるハンドクラフトです。
そもそも「ポーセラーツ」とは、ニットやパッチワーク、押し花など、手づくりの教材通販や、
教育、出版などで馴染み深い日本ヴォーグ社が、平成10年(1997年)5月に、新しいコンセプトのハンドクラフトとして発表したもので、「自由
な発想で楽しむ磁器上絵付け」の総称です。
主な絵付けの手法として転写紙を採用していることで、絵を描くのが苦手な人でも簡単に始めることができ、
しかも存分に楽しみながら完成度の高い作品を作ることができるのがポーセラーツの最大の特長と言えます。
(引用文献 http://tanosikute.com/porcelarts.htm)
予定では 白い小物入れの陶器を和柄に転写シールを貼り付けるはずだった。
こんな感じに
制作過程で、インスピレーションが沸き デザインを変更しました。
この白い陶器をまずアルコールで拭きます。表面に汚れ、ほこりがあると転写紙の接着が悪くなるので。
転写紙です。
カットした転写紙を水に浸けます。浸けることによって台紙が剥がれやすくなります。
この時点で 中華どんぶりの模様っぽいと思い、中華風に行こうと方向転換します。
カッターとゴムベラ
転写紙を貼った後でも、陶磁器表面と転写紙の間に水や空気が入り込んでいるので乾くまでは
転写紙は簡単に動くので位置が決まるまで動かすことが出来ます。
貼りたい位置が決まったら、上の道具が出番です。ティッシュで軽く拭いたあと、
陶磁器表面と転写紙の間に入り込んでいる空気・水をゴムベラで取り除きます。
床の掃除時、水はけをよくするために使うワイパーと同じ要領です。
いろいろな転写紙
合わせ目をカットするときのコツを説明してくれたのですが、
初めてなので、モトコ先生にやってもらいました。
上からみた作品(コンセプト:鳥が2羽のつがいの蝶を追いかける)
側面からみた作品
作品の比較
出来上がった作品はしっかり乾燥させた後、電気炉で800度で焼いてもらいます。
ですので 当日 持ち帰ることはできませんが、制作過程がとても楽しかった
初めてなのに型にはまらずに好きなように作らせてくれたのが嬉しい
私が参加した教室は【m*Fleur】という札幌中央区にあります。
教えて下さるモトコ先生は女優のように美しい人です。顔が小さくて誰かに似ているんだよね、
神田うのにも似ているし、田中律子にも田中裕子にも似ている。まあ、どっちにしても美人です。
友人とは犬の幼稚園で知り合ったらしいのですが、美人で有名な方なんですって。
モトコ先生を見ていると 『衣食足りて礼節を知る』という諺が浮かんできます。
貧乏性の私がちぎれてしまった転写紙をつなぎ合わせて使おうとしているのを見ると、
「どんどん新しいの使いなさい」と。 満たされていると、おおらかなんですね。
教室内の作品展示1
教室内の作品展示2
ケーキとお茶は体験レッスンにも含まれているのですが、お誕生日ということで
特別にロウソクも用意してくれてました。リビングルームでいただけました。
ティーセット と 友人の犬 パディちゃん
お部屋がすごかったです。シャンデリアで白い壁を基調としたまるでレストランとかホテルのようで、生活感が感じられません。
とにかく気品があって美しい。庶民派の私はちょっと緊張してしまう。
でも モトコ先生自身はとてもフレンドリーな方でした。
ビビちゃんという可愛いビションフリーゼを抱いたモトコ先生は聖母のようです。
余談ですが、今回、自分自身にも新たな発見がありました。私は犬にとても好かれる。友人の犬2頭と ビビちゃんがこぞって
私に抱っこされたがっていました。まるでアッシジの聖フランシスみたいでした。
【m*Fleur】は今年で開業5年なので、2月中は入会金無料だそうです。
ポーセラーツとっても楽しいです。是非この機会に女優のように美しいモトコ先生の【m*Fleur】
の体験レッスンいかがでしょうか?興味のある方は下のリンクをクリックしてください。
開業5周年記念 2019年2月のみ 入会金無料 札幌中央区 m*Fleur
追伸
体験レッスンの翌日 仕事に行きました。半端ない人員不足のため スタッフがどんどんやさぐれていってました。
「このやろー」 「みんな死んでしまえ」とか 言っていたよ。すごいんだわあ。
今年の冬は温度の寒暖差もすごいけど、私の職場とモトコ先生の生活レベルの差も激しいです。
上流階級からいきなり 下流というかスラム街なみのとこに身を置くっていうのはきついです。