※サッシ関連記事につきまして、たくさんのコメント、メッセージをありがとうございました。

この記事のコメントは閉じさせて頂きました。

 

最近話題のサッシの不思議について。

ダイワのお仲間からも不安のメッセージを頂いていますので、僭越ながら書いてみます。
 

上から下までわかりやすいトイレの小さい引き違い窓。

サッシ左側、穴に見える黒いところは化粧枠の下地のウレタンのような素材です。

下部には排水用のケースが外部レールに繋がっています。

窓を閉めると室内なのでもちろん気密には影響はありません。

 

左側は化粧枠とウレタンの間に下に向かって隙間があります。

 

右側は触るとすぐウレタンで密着していて隙間はないです。

こっちの下部はサッシの外部レールになります。

窓を閉めると外部なので見えなくなります。

 

左右が違うのはサッシの外側か内側かの違いだと思っています。

※引き違いは左右が段違いでサッシの納まる位置が違いますよね。

そのため化粧カバーの形状が左右で違うだけだと思います。

空洞ある方は、密着させると凹ませなければならずおかしな形状になってしまいますよね。

 

建て方当日の写真です。

工場で外壁に窓がセットされて来ます。

鉄骨を組み立てて、サッシがセットされた外壁を取り付けます。

白い壁の内側はグラスウールが充填されています。

 

上の写真のトイレ窓は右側の窓になります。

真中の小さい窓は浴室です。

左は洗面所の窓ですが、クレセントダウンの特注で、このような場合は現場でサッシを取り付ける事があります。

 

外壁の中にサッシははまっていますよね。

例の穴のある?この白い化粧枠は、最後に窓枠にビスで留めるようになっています。

 

この状態から、壁には更に断熱材が入り、桟木が固定され、窓の周りは気密テープを貼り、防湿シートで覆い、石膏ボードを貼ります。

 

が例の箇所。

の空きに窓の額縁をはめて、この白い化粧枠をビスで留める仕様になっています。

 

仕上がりがこちら。

クロス巻きと四方枠の額縁で見て下さい。

 

クロス巻きの場合は、Bの中に幅の狭い枠が入ってビス留めです。

 

こっちは四方枠額縁です。

幅の広い枠が同じようにはまってビスで留められています。

 

サッシはリクシルとかYKK製ですが、工場でセットされて来るので現場での施工はサッシの化粧枠と窓枠をビスで留めるだけなのです。

引き違い窓はすべてがこのような仕様になっていますので、安心して頂ければいいのですが。。。

 

※追記

工事課長に確認したところ、左側サッシ形状は単なるカバーでお手入れがしやすいように平面になっているようです。

昔はデコボコの形状だったのだそうです。

 

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