食欲 | While there is life there is hope ~肺腺がんと母と家族の歩み~

While there is life there is hope ~肺腺がんと母と家族の歩み~

2008年8月、肺腺がんステージⅣと診断された母と、家族の歩みの記録です。

母とは、1週間ちょっと一緒にいますが、咳はほとんど出ておらず、前回会った時よりもだいぶいいように思います。


ただ、食欲が落ちています。前回(1月~2月にかけて)実家で過ごしていた時には、点滴後、副作用の強く出る時以外は、ある程度は食べられていたという印象だったのですが、今回は、まだよく食べていると思ったことがありません。



みそ汁の味なども美味しいと思わなくなったようで、食べられないようです。食事の時間は、家族の食べるのを眺めている感じで、母は食べられる時に食べられるものをちょこちょこつまんでいるような感じです。食べられるものの種類も本当に少ないように思います。お腹もよく張っているようです。



帰国してすぐの頃、父が「食べろ食べろ」と過剰に心配していて、「無理強いしなくても・・・」と思っていましたが、長くこの状態が続くと、父の心配する気持ちが、少し分かってきました。必要な栄養がとれていない気がします。体力もそれだけ落ちてきそうで心配しています。



栄養補給の点滴を2回ほどしてもらったようなのですが、通院に時間がかかる+点滴をした夜は寝られなくなるそうで、できるなら避けたいそうです。



ガンマナイフの放射線治療の副作用と、直後に実施した点滴治療の副作用が重なってしまっているのかもしれません。背骨や肺に放射線治療をした(直後しばらくはきつそうだった)時のように、しばらくしたら放射線治療による副作用が落ち着き食欲も戻るといいのですが・・・。



何か栄養補給のいい方法はないかな?やはり点滴がいいのかな?



母が一番悩んでいるはず。あまり煽ることなく、もう少し様子を見守ってみようと思います。




弟の結婚式はちょっと遠出することになります。元気で皆で楽しめるといいです。