ブログ更新ですー 今回は、アメリカのポップ
アート界の巨匠、ロイ・リキテンスタイン
の紹介ですー
1923年10月27日~1997年9月29日
アメリカ出身。画家。オハイオ州立大学を卒業後、
大学に残り講師を続け生計をたて、1960年初頭に
漫画のコマを拡大したような作品で登場し、アンディ・
ウォーホルと共に、アメリカポップ・アートの世界を
作り上げて行きましたぁーウォーホルもリキテンス
タインの作品のすごさに、絵の方向性を変えたという
のは有名な話しですー
リキテンスタインの代表作品『ヘアリボンの少女』は
江東区にある東京都現代美術館が所蔵してます
この美術館は、1995年に日本国内でも優れた現代
美術コレクションを持つ美術館として開館してます
ここには、以前、私も紹介したウォーホルの版画
『マリリン・モンロー』もありますー
建物がとても斬新な美術館です
でーっ、リキテンスタインの代表作~
こちらが『ヘアリボンの少女』
この作品を購入するにあたって、相場より高い値段、
6億円という購入で、当時世間でもかなり話題になり
都議会やいろんなとこで議論が交わされました。
ただ、美術的な価値や芸術の論議を差し置いて、
美術、芸術の無知な部分から、的外れな批判など
が上がったり、税金使途の不透明な感じも指摘され
たりといろんなこともありました。でも、実際に私も
人の背丈もあるこの作品を間近に見た時は、その
緻密、繊細な油彩に、衝撃を受けましたぁー
少女が襲って来る不安なのか、これから来る不安
なのか、そんな印象が見える作品です・・・
リキテンスタインのポップな世界は、どこかで見た
ことがあるような感じで、彼の描く女性はとても大人
っぽくキュートで魅力的ですー
このアメリカンコミックのワンシーンのような絵は、
ただの引き伸ばし拡大では無く、シルクスクリーンの
要領で、金属の型紙を使い、印刷物のドットを計算
された緻密、繊細な作業で描いています。強烈な線、
色でとてもインパクトもあります
とってもキュートな唇~美味しそう~
(笑)
今のアメリカも、いろんなスタイルのコミック、漫画が
あるのでしょうが、やっぱり彼の作品の一コマこそ
アメリカンコミックって感じの匂いでプンプンします
こういうポップアートも芸術の一つということを
忘れないでいたいですー
そしておまけの写真~
私は今までいろんな物を作って来てて、物作りは
いつもトライという気持ちでいますー(笑)
これはそんなトライの一つで、以前試した面白い
物です 左側の乳白色のモノ、これは道に落ち
てた石を型どり樹脂を流して作った樹脂の石です
石の表面、テクスチュアーがほんとの石と同じに
ちゃんと出てますいわゆるクローンということで
しょうかぁ(笑)右側は石にメッキをほどこしてみま
したかけた当時はピカピカキラキラでしたが、
時間が経ちツヤが無くなった方が感じが良いです
人と一緒で、時間と共に良い雰囲気が出たなって
これからもいろんな事にトライしてモノ作りをしていき
たいですー ちょっと仕事のお話しでしたぁー
今回のBGMはKalimaの『Fly Away』でお届け
しましたぁこの曲は、もうずいぶん前の曲ですが、
流れるようで、とてもゆったりとした気持ち良い音楽
ですーブログご覧の皆さんも、心地良い音楽で
ちょっと楽しんで下さーい