奇才~!!!スタンリー・キューブリック♪ | とろみの部屋

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 ブログ更新です今回は大好きな映画
 監督のスタンリー・キューブリックを紹介
しますー
スタンリー・キューブリック:
1928年7月26日~1999年3月7日
アメリカニューヨーク州マンハッタン生まれ。
ユダヤ系両親の元に生まれ、少年時代にカメラに
興味を持ち、ルーズベルト大統領の死を報じる写真
が、写真雑誌『ルック誌』に売れ、その後映画へと歩み
始めた人です独特なセンスとキレのある映像を撮り
自身の映画公開に関しても、上映システムに至るまで
コントロールするぐらいの奇才でしたぁー(^ε^)
 
 
彼の映画のSF三部作と言われる大好きな3本を
紹介します
『2001年宇宙の旅』1968年日本公開
この映画は月に人類が住むようになった現代に木星調査の宇宙船ディスカバリー号の乗組員らが史上最高のコンピューターの思考を疑い、停止しようとしますが逆にコンピューターに生命をたたれ、唯一残された
船長がその後も探査を続け、木星軌道上で驚愕の
体験をし、人類を超越した存在へと進化するという
内容です
 
この映画の中での宇宙食は、実際にNASAが開発し
提供してたり、コンピューターの設定などはIBMが
強力したりと壮大なスケールのSF映画でした

 
あとから知ったことですが、美術担当に、漫画家の
手塚治虫氏に要請したとのことですが、手塚氏
は連載漫画やテレビアニメなどの仕事で忙しかった
為、キューブリックのオファーを断ったとのことです。
それもなんか凄いことですー(*^ー^)
そして続いては、『博士の異常な愛情』
1964年日本公開映画。
核戦争の恐怖など、冷戦下を舞台にして、政府や
軍の上層部が右住左住するという、とてもシニカル
で、皮肉ったブラックコメディー映画ですー
  
この映画の中で、個性的な博士、大統領、大佐の
3役を演じたのは、『ピンクパンサー』の映画で
クルーゾー警部役のピーター・セラーズです
とても素晴らしいイギリスの喜劇俳優でしたー 

最後は『時計じかけのオレンジ』
1972年日本公開映画です 

この映画は、近未来のロンドンを舞台に、
ベートーベンをこよなく愛す15歳のアレックス
とその仲間が、暴力、セックスなどの欲望、荒廃した
自由放任と個人の生活を強制的に従属させたりする
全体主義社会とのジレンマを描いた作品です
 
少年たちのその奇行から始まり、仲間から裏切られた
アレックスは警察に逮捕され、刑期短縮のために
『ルドヴィコ療法』という治療の被験者となり回復までを
描いた作品です  かなりハードショッキング
、暴力を誘発するとの報道もあったりしました
がそれ以外のシーンは、ポップ、芸術的な感じが
しました。 ただキューブリック自身に脅迫状が届いたり
して、自身と家族の安全の為に1973年全ての
上映が禁止されましたイギリスでの再上映
は、キューブリックが亡くなってからの1999年になっ
てからということです この3本の作品の成功により
世界中の批評家から映像作家として才能を認められ
ることになります。その後、ライアン・オニール主演の
『バリー・リンドン』ジャックニコルソン主演の
『シャイニング』、若い兵士の深層心理を描いた
『フルメタルジャケット』などが公開されました。
日本では、去年、小栗旬くん主演でロックオペラとして
舞台がありましたぁ 映画にとても忠実なファッション
やシーンで、とても良かったです
 
寒い師走となっています。ブログご覧の皆さんも体調
に気をつけてお過ごし下さーい(‐^▽^‐)
今回のBGMは『2001年宇宙の旅』で月へ向かう
場面やエンドロールで使用されたヨハン・シュトラウス
『美しく青きドナウ』でお届けしました
宇宙遊泳のような気分をお楽しみ下さい