てなわけで、スケートは終了。
モヤモヤが晴れるまで今後競技を見ることもないでしょう。

ところで、トロント大学って当初の希望通りだったのかな?
予定から変更になった消去法の選択だったりしたらつらいな…
スケートも大学も中途半端なことにならなければいいけど。

繰り返すけど、パトさんが納得のいくように、そして報われてくれることを願うのみです。



こんなことを書いておいて何だけど、スケート(まあ、こちらは茶番が薄々予想できたので外野からですが)の他にも、相棒season12の最終回や、SPドラマ宮本武蔵の松田翔太くん、そして最終2話は若干盛り下がりましたが、木曜時代劇の滝ちゃんの鼠など、ご贔屓のドラマが立て続けにあって、己の軸がどちらに向いてよいのかわからず、混乱状態が続いてしまいました。

もともと複数を同時進行できない人間なので、贔屓の露出が同時に来てしまうと自分の軸がなくなってしまうのも当然のことかもしれません。宮本武蔵と鼠は瞬間風速的なもので済みましたが、今でも相棒season12の成宮くんと、スケートのパトリックさんで頭の中が占められています。
この二名と翔太くん、滝ちゃんの四名で持ち回りですかね。


…デ●ブログのシルバーコレクターなので、宣言したくはないのですけど、パトさんに至っては最大級のものを永久的に失ったも同然なので、もうどうでもいいです。相棒だって来季はあるだろうけど、その後は交代だろうし、番組だってそろそろ幕引きの時期に差し掛かってるだろうし。
翔太くんの事務所移籍もそう。どんだけ疫病神なのかと自分を呪うよ。亀山くんだって森くんだってオアシスだってそうだった。直接関係はないけど、滝ちゃんだってJr.時代はあんなに露出したのに、その後不遇の時代を過ごしてるもんね。


…でも話はそれるけど、どんなに不遇でも消せない、「本物の輝き」というものがあると、滝ちゃんやパトさんを見ると思います。
五輪のメダルなんて運が絡む博打的な要素も含まれているし、逆に「もっていなかった」ともいえるけど、その時の勝者ではなくともパトさんには本物の実力があると信じています。滝ちゃんの辿ってきた道も、他の誰に置き換えても変わりは務まりません。

かつて、他者のこのような盲目的ともいえる表現を痛いと思っていましたが、まさか自分がこのようなことを書く側になるとは。そして恐ろしいのは盲目的だとは露ほども思っていないこと。痛いと嘲笑われてもかまいません。これがまさしく盲目的になっている証拠だろうか…。


ちなみに、パトさん、滝ちゃん、成宮くん、三人とも笑いジワが目立つ。シワは好きじゃないのに、笑顔に癒される三人。身長も同じくらいだし、翔太くんだけが規格外。今好きなパトさんと成宮くんはちょっとポッチャリ…というかムチムチで、谷間まである(笑)。
そして、四人とも鋭い視線と可愛らしい笑顔の両方の魅力を併せ持つ。裏表がなく、天然で「媚び」がないのが何よりも好きな点です。


…まあ、無理に贔屓を関連付けて語る必要はないのですけど、頭で整理していく時に何かしら理由付けをしたくなり、つい絡めてしまいがちになるのです。
あと疫病神ゆえ(笑)、新たにカテゴリーを作りたくないのと、傷心ゆえ(笑)、記事を分けて書く気力がないということです。



…と、ここまでが前置き。(ええー!!!)


相棒season12最終回の感想を書きたかったのです。


予告で何度も見せられるカイトくんの被弾…。のけぞり方がバタフライを避けるパトリックさんのそれとおんなじだったよね… などと、いささか不謹慎なことを思いながら最終回を待っていたのですが。

その前に、宮本武蔵がありました!

翔太くんが出るからとチェックしていたのですが、予告で翔太くんが映ったのは確認した限り一度のみ。予告出演者に至っては名前すら無し!
まったく期待をしていなかったのですが…


吉岡清十郎さまがかっこいい!!!

CM前に翔太くんがチラッと映った瞬間、思わず叫びましたよ。


濃いめだけどスッキリとした皇室か歌舞伎役者のような顔立ちに、無造作だけどこれまたスッキリと垂らした長い黒髪、しどけない着流しスタイル、そしてイントネーションのおかしい(笑)、はんなり京都弁ですよ!

ほんと、呼吸を忘れて見入った。気付いたときに、あ、息してたんだと思い出したくらい。こんだけ呼吸を忘れるほど人の顔に魅入ることって、普段なかなかないことですよね。強いていえば若かりし頃の滝ちゃんくらいかな? とにかく、美しくて麗しくて色気が半端じゃありませんでした。遊女侍らせて膝枕してもらってるところの生足がまた…。
出番は短いながらも、すべてを持っていきました。なので、冒頭であっけなく決着がついた第二夜はつらかったです。最後まで見ましたけどね。

チープかもしれない(自分はそう思わなかった)けど、ロケが多く開放感ある明るい画面は、最近の大河ドラマより何百倍も良いです。同じく民放の女信長は、エキストラも多く素晴らしかったですし。(これも語りたかったのですけど… 新解釈に伊勢谷くんの秀吉、豪華な画面、素晴らしかった!)



そして、相棒season12最終回ですよ。

いやあ、いくら予告で撃たれようとも、本当に殉職で退場なら決定的な場面は濁すと思うし、事前に相棒交代決定のニュースなどが出ると思うんですがね。まあ、評判が悪い!不仲!などの下げ記事は出てたみたいですけど。亀ちゃんだって神戸くんだって本人の最終回はあらかじめ予告されて、心の準備ができた状態で臨むことができましたから。
それに比べると、今回は死ぬわけがないのをわかっているのに、あからさまなしつこい釣りで、あんなにカイトくんの被弾シーンを繰り返し見させられたら、やっぱり殉職…?などと不安な気持ちにさせられました。

御影家三男の智三の身代わりとして死んだことを長男に見せかけるため、偽の発砲シーンの動画撮影などをするのかと思ったらそうでもないし、時間が経つにつれてどんどん不安になっていきました。終盤になればなるほど後がなくなるわけで、殉職の可能性が大きくなるような気がしたので。
結果はやはりの防弾ベストで事なきを得ましたが、十分にドキドキさせられたし、まったく制作側の思うツボです。反対に拍子抜けしたぶん、怒りがこみ上げてきましたが。三代目相棒にはやたらと前任者と比較して叩くアンチがいるので、殉職でもいいかな、と覚悟を決めていたので。

まあ、でも次seasonも続けれそうなことには安堵致しました。
やはり、甲斐親子の決着は見たいですからね。今回は御影親子との対比でも描かれ、甲斐次長の内面を僅かながらにもえぐり出す興味深い回で、これを産みの親である脚本家さんに直接書いてもらうことは大変にありがたいことだと思っています。

御影父に言われたとおり、次長さんも息子二人それぞれに平等に愛を注いでいたのか、無意識に差が出ていたのか…。カイトくんは出来のよい兄が愛されていると言っていましたが、実は御影父のように出来の悪い息子の方を愛していた、なんて可能性もおおいに感じさせてくれましたね。
何にせよ、来季season13ではその兄も含めた甲斐親子の進展を期待します。できれば、兄と母親の登場を望みたい。

しかし、おおかた予想されているとおり、甲斐親子の決着がついた時にカイトくんの卒業という気がしますね。カイトくんの成宮くんが好きなので、それはとても寂しいのですけれど。


それにしても、カイトくんはいじめがいがあるというか、何というか…

両手を頭の後ろで組み、跪いた状態で、あんちゃん呼びを強要させられるなんて。
あの、ちょっと震えた感じのリアルな「…あ、あんちゃん…」はヤバイでしょ!

そりゃー、犯人も興奮しますよ。
もっともっと服従させてやりたくなる。それが大好きな父親の愛を独り占めしている三男の傀儡ならなおさら。
この歪んだ愛憎関係、そして巻き込まれる甲斐親子、…タマンナイ。
甲斐親子はもちろん、この歪んだ御影親子の再登場も是非とも望みたいところです。


その他にも、イタミンの「いけない刑事」とか、悦子さんの趣味の悪い寝室とか(笑)、米沢さんとカイトくんの寝癖とか、山崎春のパン祭りとか、楽しいところがたくさんありました。

そして、忘れちゃいけない、甲斐パパの「享」呼び!!!

…三代目相棒のいちばんの萌えどころは、本人の可愛さはもちろん、この甲斐パパからの息子への態度にありますから。
もう、甲斐パパがいつデレてくれるのか、それがいちばんの楽しみです。

似た者同士のツンデレ親子…たまりませんなあ。カイトくんはまだまだガキンチョでツンばかりですが、今season初回の甲斐パパ誘拐事件ではデレを見せてくれましたなあ…。


と、多少気持ちの悪いことを書きつつ、そろそろこのあたりで締めよう。


何もまとめてそれぞれのピークが来なくとも、これから先何もないのだから、少しは分散してくれても…と、思いつつも、ドラマのおかげでオリンピックを忘れられたのだから、と、自分自身を納得させてみる。


パトリックさんのいないワールドは寂しいけれど。
競技の有無や、進学の方向性にも不安だらけだけど。


とりあえず、パトリックさんのいないこの世界には興味がなくなりました。
純粋な気持ちではもう見れないし。


さよなら、ワールド。

さよなら、フィギュアスケート。