そんなわけで、映画NANA見ました!

主人公に篤姫前の宮崎あおいちゃん、そしてまさかの龍平お兄ちゃんに松山ケンちゃんまで出ている! ここでもまたケンちゃんの名前と姿を目にするとは思いませんでした。
もう一人の主役、中島美嘉さんは専業役者じゃないのに素晴らしい透明感とスタイルの良さだし、何よりみんなまだ若いですね! あおいちゃんと成宮くんはさほどでもないですが、松山ケンちゃんとか龍平お兄ちゃんとかあどけない。
そしてまさかまさかの玉鉄やダル嫁さんにびっくり。平岡祐太さんは初見だったのですが、かっこいい方ですね。でもいちばんびっくりしたのが鈴木一真さんと綾野剛さん!一真さんはすぐわかったけど、綾野さんはどこに出てたんだろう??
本当に豪華なキャスト陣に驚かされます。中島美嘉さんの主題歌はもちろん、劇中歌の伊藤由奈さんの曲にびっくり! あのヒット曲はこの映画から生まれたのですね。まさに宝石の原石のような映画。


内容は十代の少女漫画特有の青臭さ全開で、隣の親からダメ出しをくらいながら見ていましたが(笑)、田舎から成功を夢見て上京したり、それぞれの道を目指す仲間同士の別れや再会など、ビッグになったバンドの成長過程を見ていると、ビートルズのデビュー前を描いた作品、映画バックビートを思い出してしまいました。終盤の駅での見送りのところなどはぐっときてしまいますね。この時のノブさんは幼い表情で可愛かったです。

成宮くん目当てに見ていたこの映画、実は全般的に成宮くんの顔に違和感を感じながら見ていたのですが、この駅のシーンからラストの麻雀のシーンでは違和感もそれほどなくなっていました。きっとまだまだ成宮くんの顔に慣れていないせいでしょう。相棒のカイトくんには何ら違和感を感じないし、この映画NANAを見ても今とそんなに顔は変わっていないような気がするのに不思議です。
成宮くん演じるノブさんは明るいムードメーカー的役割で、飄々としたところや甘えたなところなど、成宮くんのイメージそのものでした。ちょうど今ごくせんを見たばかりなので、野田くんそのものでもありますね(*^_^*) 序盤のだだをこねる甘ったれた仕草や、酔っぱらいなところなど、随所に可愛い場面がありました。

ところで原作はまったく知らないのですが、あのNANAが歌う主題歌はノブが作曲したってことであってますか? それとも作曲したメンバーからテープを預かってきただけ? ちゃらんぽらんでも才能はあるって設定だったら萌えますね。可愛いだけでも十分萌えますけど。しかも、龍平お兄ちゃん演じるレンの荷物持ちみたいな役割もしていますね。駅での別れのシーンでは吸いかけの煙草も預かってましたし。まさにバッテリーで言うところの女房役。服も可愛らしい感じのを着やがって!(*´д`*)

あの麻雀の時の格好が特にフェミニンで良かったですね。松山ケンちゃん演じるシンとワイワイしている姿や、龍平お兄ちゃんとの絡みは本当に貴重です。ケンちゃん、デスノートみたく甘いものぱくついてたのもワロタ。まだあどけないケンちゃんが可愛いです。母性をくすぐるタイプなのではないでしょーか(笑) …彼には先日のオリンピックの身代金でも切なくさせられました。

しかし原作や映画の第二弾は知りませんが、あおいちゃん演じるハチと玉鉄演じるナオキがいい感じになったり、ナナとレン、ヤスの三角関係が生じたりするんでしょうか。ノブやシンはどうなるの? 映画の第二弾はあおいちゃんや松ケンさんは出ていないようですが、ってことは龍平お兄ちゃんは引き続き出てるのかーーー!!!(やっぱり出てないみたい?)…このお兄ちゃんの役どころこそ、いちばんの意外性だったかもしれない。他の人はなんだかんだ言ってイメージ通りの役柄だもんね。お兄ちゃんのラブシーン、照れてしょうがなかったっす(笑)

成宮くんの出番も思ったより多かったし、まさか美嘉さんのバックでギターを弾く役割の松ケンさんと成宮くんを見れようとは…!
正直、どうリアクションしてよいかわからないです(笑) 良いものを見させていただきました。

ごくせんと共に、また掘り出し物を見つけたようです。