私はビートルズの中ではジョンがいちばん好きですが、まず最初に魅きつけられたのは前にも書いたとおり歌声でした。
初めて聞いた「Run For Your Life」の荒々しくも艶のある歌声にすっかり魅了されてしまったのです。
その後順次アルバムを聞いていっても、ジョンの声がいちばん好みなのには変わりありませんでした。
シャウト系の声はあんまり好きではないのですが、「Dizzy Miss Lizzie」「Any Time At All」は艶があって好きです。
「You Can't Do That」のような毒のある声も好きですね。
初期の方が好きな声が多く、「All I've Got To Do」「No Reply」「You're Going To Lose That Girl」なんかが好きです。
中期のリボルバーだけは他とは違ってかなりシャープに聞こえますね。ジョンの声が若々しい張りのあるものから、繊細なものに変わりはじめたのがこの頃なのでしょうか。
「I'm Only Sleeping」は初めジョンの声だと思えなかった気がします。
後期では「A Day In The Life」「Revolution」「Don't Let Me Dowm」の歌声が好きです。
シャウト系の声ではポールの方が好きです。
「Got To Get You Into My Life」なんか最高ですね!…この曲のイントロを聞くと、白黒のSONYの電光掲示板が浮かんでくるのは私だけでしょうか?アンソロジーの影響ですね^^
あとポールの歌声では低音の「Lady Madonna」なんかもたまりません。ちなみに最初の方はポールとリンゴの歌声の区別がつきませんでした。
ジョージの歌声も最初ジョンと被るところがありましたが、彼の声は細くて洗練されてますね。多分に毒素も持っててかなり好みです。
それは彼の作る曲にもふんだんに顕れてて「Savoy Truffle」なんか意訳を見なくても棘が刺さってくるかんじで大好きです。歌詞ももっと痛烈な皮肉ソングかと思ったくらいです。
ジョンの好きなところについて語るつもりが何故かすっかり横道にそれてしまいました。タイトルも書き直しです。
続きはまたの機会に。