病理検査結果 | おひとりさま、乳がんなりました。

おひとりさま、乳がんなりました。

・ 2021年10月 48歳で乳がんと診断
・ 2021年12月 左胸部分切除、腋窩リンパ節郭清(転移あり)
  浸潤性乳管がん(硬癌、10mm)、ホルモン受容体陽性、HER2陰性
・ 2022年2〜3月 放射線治療
・ 2022年4月 ホルモン療法(10年)開始

(リアルタイム投稿です。)

 

手術から一ヶ月ちょっと、ようやく手術の結果を聞くことができました。

 

 

浸潤性乳管癌でした。

最初言われていた小葉がんではなく乳管がん(硬がん)で、一般的なタイプとのこと。

 

7〜8mmだった最初の検査から少し大きくなって、10x6x10mm 。ちゃんと取り切れてました。

ん?どれが深さ?とつい聞いてみたら、球状だからわかりませんと。なるほど、まんまるにはならないですよね。

そして、それだけではなく横に別のがいた、と。

でもこちらは良性で、乳頭腫というそうな。術前の検査では見つかっていなかったので、かなり小さかったのでは。

左右問わず、石灰化らしき点や嚢胞がいくつも見えていたから、私の胸はどこを取っても何か入ってそう汗…ちっちゃいのに。

 

手術中、センチネル生検で見つかって郭清したリンパ節は21個で、そのうち2個に転移アリ。

一つはセンチネルリンパ節、もう一つはその奥にあったそう。

21個も取ったんか;とは思いましたが、2個で済んで良かった。

 

残念な結果として、脈管侵襲は陽性。

…リンパ節転移有りで脈管侵襲してないケースってあるんですかね??うーん

 

そして、ホルモン受容体ER、PgR共に80%。HER2は1+の陰性。

これは当初の診断どおり、ホルモン剤治療の方向。

 

Ki67は1〜5%でのんびりさん。

良かったー!とつい声に出ました。

 

核異型は1。顔つきの穏やかなコです。

 

 

という訳で、かなり一般的な乳がんで、穏やかなタイプ。

しかしながらリンパ節転移があったということで、抗がん剤もやるか考えなければいけません。

なので、ここで化学療法の効果を調べる遺伝子検査「オンコタイプDX」の出番なのですが…

2021年12月の保険適用開始に開発が間に合わなくて、アメリカ本社は状況を把握できておらず、日本国内では自費検査すらストップしているという始末イラッ

 

と、主治医からも聞いたのに、ニュースリリース出てるじゃないですかポーン

 

「Oncotype DX Breast Recurrence Score®︎ による検査結果提供プログラム」 開始のお知らせ

…これって、再開するのは自費検査ってことよね。

45万円だっけ…保険適用ばっちり対象だったのにムキーッ

 

 

オンコタイプDXは、検査できたとしても高額で誰しも受ける訳じゃない、ということで、先生が検査結果から生存率を予測するPredictの結果を出しておいてくれてました。

 

Predict is an online tool that helps patients and clinicians see how different treatments for early invasive breast cancer might improve survival rates after surgery.

 

私の場合の10年生存率は、手術のみで92%、ホルモン治療追加で94%、そこに抗がん薬治療追加で95%。

色んな方のブログを読むと、抗がん剤の効果1%をどう見るかは医師によるようです。

私の主治医は、抗がん剤の副作用等デメリットを考えるとお勧めしません、という判断でした。

必要ならやるしかないけれど、できることならやりたくないのが本音なので、医師が勧めないものはやりません。

オンコタイプDXが再開したら検査してその結果に従うつもりだったけれど、気軽に出せるお値段ではないので、近いうちに先生に相談してみよう。

Predictで1%でもオンコタイプDXで化学療法の有効性が高いと出るケースがどれくらいあるか、次第かな。

 

 

ああ、結果を聞いて今後の治療方針も決めてスッキリしたつもりが、このブログを書いている最中にまた心かき乱されてしまいました。

来月から放射線治療を始めて、その後10年間ホルモン剤治療、抗がん剤ナシと決めたのですが…どうなるかなしょんぼり