(投稿日時となってるのは出来事のあった頃で、記憶をもとに書いています。)
人間ドックで「要精密検査」とされてから二年ちょっと。
クリニックに経過観察しに行く数日前に、少し前に受けた人間ドックの結果を受け取りました。
再度「要精密検査」。
そういえば触診がちょっと長めだったような。最終的に、しこりはないと言われたけれど。
血液検査の結果など使えるかもしれないし、一応人間ドックの結果もクリニックに持参しました。
クリニックでまずはマンモグラフィー。
画像を見てそんな悪くなってる感じはしないですけど、とエコー検査を始めたところで先生の様子が変わり、走ってどこかに行ってしまいました。
ヤバいフラグ
いつも静かでどちらかというと枯れた雰囲気を持ってる先生が、いきなり走り出したのには驚きました。
「今日時間ありますか? 時間あるようなら、今日前回よりもう少し太い針で検査したいんですが。」
と戻るなり言われ、あぁこれはまずい、と流石にわかりました。
30分ぐらい待ってからまた診察台に戻って、検査の説明を受けました。
今回は針が太いので、2mmくらいの穴が空きます。麻酔付き。
…やったー!!針が太かろうと、麻酔さえかかってればOK! 麻酔なしの細胞診、辛かったのです
検査の装置自体はまた半田ごてみたいな感じで、きちんと麻酔かかってて痛くなかったけれど、先生は前回以上に苦戦。
「色んな部位取りたいんですけど、腫瘍が小さくて同じ場所ばかり行ってしまって」
下手くそ〜!とか言いませんよ。お肉切るの難しいですもんね、とか料理してる気分に。(笑)
人間の胸肉は、どんななんでしょう。ほとんど脂肪な筈だけど。
結果が出るのは10日後。
実はこの時2週間の遅くて長い夏休みが始まったところで、コロナも落ち着いていたので旅行とか色々予定を詰め込んでいて、仕事に戻る直前に結果を聞く事になりました。
悪い結果が出る可能性は30%?40%?くらいに思っていて、頭の片隅にぼんやり暗い影を抱えたまま遊び呆けました。