こんにちは！
京都大好き、さとうみみデス
皆さん、閻魔大王て
ご存知ですよね？
そう、
「嘘ついたら、閻魔さんに舌抜かれるよ～」
の閻魔さんです。
小さいころ、この言葉に怯え、
「うそつきましぇん！」
と思った記憶がうーっすらあります。
年齢を重ねたら、すっかり忘れましたが
そんな記憶を思い起こさせてくれるのが、
千本ゑんま堂（引接寺）さんの閻魔様です。
こちらの本堂には、
ご本尊の閻魔法王と脇侍に
司命（しみょう）さんと司録（しろく）さんも
お祀りされています。
司命さんは判決文を言い渡す役、
司録さんはそれを記録する書記官です。
閻魔様のお顔はたしかに怖いです。
お会いしたら、
「もう、本当に嘘はつきません！
今までついた嘘については、
ほ、本当に反省しています！」
半分、泣きつくように
閻魔様に訴えます。
でも、閻魔様は本当はとっても
お優しい方だと
聞いたことがあります。
だからきっと、
「よしよし、もう嘘をついちゃダメだよ。」
と優しく許してくれるような気がします。
ですので、
ちょっと反省したい時や
心を入れ替えたい時などに
閻魔様に会いに
千本ゑんま堂さんを
訪れるといいかもしれません。
千本ゑんま堂さんの本殿の扉は
普段は閉められていますが、
料金をお支払いすれば
上らせていただき、
閻魔様を間近でお参りすることが
出来ます。
迫力ある閻魔様に、
ぜひ近いところで会ってみてくださいね。
そして、千本ゑんま堂さんを訪れたら
ぜひ、やっていただきたいことがあります。
本殿にお参りする時に、
ちょっと視線を上げてください。
そこには、大きなお椀があります。
これは「萬倍碗（まんばいわん）といい、
閻魔様のお湯呑みとのこと。
人間が使っているお湯呑みに比べ、
何倍の大きさでしょう。
閻魔様の大きさが想像できます。
このお湯呑みにお金が入ると
万倍になって返ってくるという
ご利益がいただけるとか。
実は、私はずーっと前に、
トライしたことがあり、
見事にお椀にお金が入ったことが
あるんです。
その時は50円だったのですが、
たしかにその後、
ラッキーな収入がありました。
金額もほぼ50万円に
近かったような。
（※個人の感想です）
そんなことがあったので、
今回は100円で挑戦しましたが…、
欲があるとダメですね。
変に力が入ったのか、
お椀の中には全く入りませんでした
入らなかったお金は
どこに行くかというと、
お椀の真下にあるお賽銭箱に
ちゃんと納まってくれますので、
それも良しと思います。
お線香とろうそくを購入し、
ご先祖様を見守ってくださるよう
改めて閻魔様にお参りしました。
もっとごご紹介したいことが
たくさんありますが、
でも、この続きはまた今度。
今日も皆さまに、
たくさんの素敵が降りそそぎますように
良い一日を
＝＝＝
●住所
京都府京都市上京区千本通鞍馬口下ル閻魔前町34
●アクセス
京都市バス「千本鞍馬口」下車すぐ
[系統：6、46、59、206]