仕事の帰りにパーソナルトレーニングに行った帰りに
駅に向かう途中で、少し貧血に似た症状がでた。
改札口に到着した時、目の前が真っ白になって
その場でうずくまってしまったところ、駅員さんが見つけてくださり、駅員室のベッドに寝かせてくださった。
しばらく横になったけど、頭が痛くなってきて、だんだん気持ち悪くなってきて手足が痺れだした。
どうしよう、、、怖い、、
夫に迎えに来てもらおうと思って電話したら
「すぐに、駅員さんにいって救急車をよんでもらって!」と言われた。
だけど、救急車なんて呼んでいいのか躊躇してところ
駅員さんが部屋に様子をみにきてくださり、
私の様子をみて「救急車よびましょうか?」と
聞いてくださったので、すなおにうなずいた。
救急隊の方が到着され、血圧を計ったとき
「高いな、、」という言葉がきこえた。
病歴を聞かれて、主治医のいる病院を聞かれたけど
その場所からは、遠い場所だったので、とりあえず、
受け入れ可能な病院に運びましょうとなった。
救急車の中でも、ずっとみぎての震えがとまらず
1人の救急隊の方が「ちょっと目に光いれますよ」と
おっしゃった時、もう1人の隊長の方が
「慎重にやって!」と指示をだされてた。
万が一に備え、できるだけ刺激を与えないようにとの
ことだったらしい。
「あぁ、、もうダメだ、、もう一個の動脈瘤から出血してるのかも、、運動なんかしなきゃよかった、、」
もう、この世の終わりくらいの気持ちになったところ
病院についた。
運ばれてすぐに、心電図から検査をしてた時
先生が「気持ち悪くなる直前はなにをやってたの?」
と聞かれたので、「ジムにいって、運動しました。」
と答えたら、「ちなみに、食事取って運動した?」
「いいえ、、、」
「運動はどれくらい、前からやってるの?」
「本格的なのは今日からです。」
私の呼吸の仕方をみて、「過呼吸だね。」
「どんな運動したかしらないけど、たぶん久しぶりの運動で呼吸のバランスがくずれたんだろうね。」
「心電図は問題なさそうだし、たぶんくも膜下出血をしたことで、不安になって余計に呼吸がみだれたんだと思うよ。運動直後っていうのもあって、血圧が一時的に上昇して、頭痛がしたんだとおもう。よくあるパターンだから。心配しなくていいと思うよ。」との説明をうけた。
死ぬほど恥ずかしかった、、、
健康になりたくて運動はじめたのに、運ばれてしまった、、
しかも、過呼吸で救急車をよんでしまった、、。
ものすごく、落ち込んだわたしをみて先生が
「運動はいいことだし、続けた方がいいよ。」
「重病をした患者さんのあるあるなんで、気にしなくていいから(笑)そりゃ、不安になるよね(笑)」といってくださった。
駆けつけてくれて夫にも叱られた。
「運動前になにも食べず、そんなことしたら貧血になるのわかるでしょ??、なにやってんの!」
「ほんと、すみません、、、」
本当に救急車を必要としている人の為の貴重な一台を、こんな大したこと無いことで、つかってしまった、、
本当にごめんなさい、、
久しぶりに泣けてしまった。。
前を向いてなにかをチャレンジしようとしたときに
こういう場面に出くわしてしまう。
一年たったのに、いつまでたっても、怖いとおもってしまう。
勝手に不安になって、過呼吸になって、周りに迷惑かけて、こんな弱っちい自分が情けない。
いつになったら、怖いという呪縛から解放されるんだろう。
先生に一言「なにをやっても大丈夫!破裂なんてもう2度としないよ! 心臓も耐えていけるよ!」って言ってもらえたらどんなに、前向きになれるだろう。
前回の検診で先生にきいてみた。
「もう、大丈夫ですよね?残ってる瘤も絶対破裂なんてしませんよね?」
「絶対とは、言えないし、これからも経過観察はしないとね。」
、、、そりゃそうだ。
先生だって「絶対」なんて言えない。
分かってるのに聞いてみた。
バカだなぁ、、、