今回の事で、後遺症の一つとして「弁膜症」になった。
これは、一番最後に診断がくだった。
最初の症状は、胸の違和感からはじまった。
別に痛いとかそういうのはなかった。
ただ、表現が難しいのだが、いままでに感じた事のない、胸の中に何かが入っていて
それがグルグル回っているような感覚。。。
後、食事の後に貧血になりやすくなった。
ご機嫌に食事を済ます30分以内くらいから、だんだん動悸がはげしくなり
それと同時に、血がさがっていくような感覚になった。
とはいえ、しばらく休んでいると元に戻る。
なんだろうか。。。
この症状が出始めたのはリハビリ病院に入院した頃からだった。
2回ほど、心臓エコーの検査をしたが問題ないと言われた。
でも、、おかしい、、何かが違う。
先生は当初、「精神的なものかも・・・」とおっしゃった。
便利な言葉だ、、でもなんでもかんでも「精神的なもの」って片づけられるのは、いかがなものか。。
執刀してくれた主治医からはリハビリ病院の退院がきまったら
すぐに予約を入れてきてくださいと言われていたので、退院がきまった直後に
予約を入れて、主治医の診断を受けにいった。
先生の事情を話した。
「うーーん、、たこつぼ心筋症やってるからねぇ、、すぐにもう一回エコーとりましょう」
とその日のうちに検査を入れてくださった。
検査を受けている最中、ふと、「検査長いな。。。」とおもった。
リハビリ病院でうけた、エコー検査の何倍も時間がかかってるし
この角度、あの角度ととりあえず、あらあらゆる角度からとても時間をかけて検査をしてくださった。
もう一度、主治医によばれ画像をみながら説明された。
「あーーやっぱり逆流してるね。ここと、ここの弁がねちょっと緩んでるかんじだね」
「逆流???え、え、大丈夫なんですか。。また手術するんですか?」
「いや、手術はこの状況ならまだ必要ないし、身体にも手術は相当負担かかるから経過観察にしましょう」
「苦しくなったら飲むお薬あるからだしておくね。けど、重症ってわけではないからうまく付き合っていきましょう。」
「ただ、ミーコさんの場合、もう一つ、脳動脈瘤のこってるから、これがもし大きくなってきたら、もう一度オペになるのでその時はちょっと考えないとね。」
※左にのこっている、脳動脈瘤は現在3.5mm赤ちゃんみたいなものである。
だが、私の場合4mmに到達した時点で最終術が決まっている。あと0.5mしかない。
「でも、リハビリ病院で2回もエコーかけたのに、何も言われなかったです・・」
「まぁ、、ね。この心臓のエコーってすごく技師さんの能力にかかってるからね。難しいんですよね。」
。。。はぁ、、、言い換えれば、その技師さんの能力不足って事か
夫はもともと、不整脈専門の心臓カテーテルの処置をする病院に勤務していた事があった。
彼に報告すると、「ある。ある。明らかな重症患者のは見つけれるけど、初期あたりだと、本当にむつかしくてうちの病院に、セカンドオピニオン、サードオピニオンでこられる患者さん山のようにいたよ。」
そんなものなのか。。
セカンドオピニオンの大切さをヒシヒシと感じた。