くも膜下出血~後遺症③ 弁膜症~ | くも膜下出血~三途の川から戻ってきたよ~

くも膜下出血~三途の川から戻ってきたよ~

2018年7月4日(水)午後15:30分
会社で倒れ→くも膜下出血診断→レベル5→心肺停止からの
復活→会社復帰→現在

 

 

今回の事で、後遺症の一つとして「弁膜症」になった。

これは、一番最後に診断がくだった。

 

最初の症状は、胸の違和感からはじまった。

別に痛いとかそういうのはなかった。

 

ただ、表現が難しいのだが、いままでに感じた事のない、胸の中に何かが入っていて

それがグルグル回っているような感覚。。。

 

後、食事の後に貧血になりやすくなった。

ご機嫌に食事を済ます30分以内くらいから、だんだん動悸がはげしくなり

それと同時に、血がさがっていくような感覚になった。

 

とはいえ、しばらく休んでいると元に戻る。

なんだろうか。。。うーん

 

この症状が出始めたのはリハビリ病院に入院した頃からだった。

2回ほど、心臓エコーの検査をしたが問題ないと言われた。

 

でも、、おかしい、、何かが違う。

先生は当初、「精神的なものかも・・・」とおっしゃった。

便利な言葉だ、、でもなんでもかんでも「精神的なもの」って片づけられるのは、いかがなものか。。

 

執刀してくれた主治医からはリハビリ病院の退院がきまったら

すぐに予約を入れてきてくださいと言われていたので、退院がきまった直後に

予約を入れて、主治医の診断を受けにいった。

 

先生の事情を話した。

 

「うーーん、、たこつぼ心筋症やってるからねぇ、、すぐにもう一回エコーとりましょう」

とその日のうちに検査を入れてくださった。

 

検査を受けている最中、ふと、「検査長いな。。。」とおもった。

リハビリ病院でうけた、エコー検査の何倍も時間がかかってるし

この角度、あの角度ととりあえず、あらあらゆる角度からとても時間をかけて検査をしてくださった。

 

もう一度、主治医によばれ画像をみながら説明された。

「あーーやっぱり逆流してるね。ここと、ここの弁がねちょっと緩んでるかんじだね」

 

「逆流???ガーンえ、え、大丈夫なんですか。。また手術するんですか?」

 

「いや、手術はこの状況ならまだ必要ないし、身体にも手術は相当負担かかるから経過観察にしましょう」

 

「苦しくなったら飲むお薬あるからだしておくね。けど、重症ってわけではないからうまく付き合っていきましょう。」

「ただ、ミーコさんの場合、もう一つ、脳動脈瘤のこってるから、これがもし大きくなってきたら、もう一度オペになるのでその時はちょっと考えないとね。」

※左にのこっている、脳動脈瘤は現在3.5mm赤ちゃんみたいなものである。

だが、私の場合4mmに到達した時点で最終術が決まっている。あと0.5mしかない。

 

「でも、リハビリ病院で2回もエコーかけたのに、何も言われなかったです・・しょんぼり

 

「まぁ、、ね。この心臓のエコーってすごく技師さんの能力にかかってるからね。難しいんですよね。」

。。。はぁ、、、言い換えれば、その技師さんの能力不足って事か汗

 

夫はもともと、不整脈専門の心臓カテーテルの処置をする病院に勤務していた事があった。

彼に報告すると、「ある。ある。明らかな重症患者のは見つけれるけど、初期あたりだと、本当にむつかしくてうちの病院に、セカンドオピニオン、サードオピニオンでこられる患者さん山のようにいたよ。」

 

そんなものなのか。。ショボーン

セカンドオピニオンの大切さをヒシヒシと感じた。