私が過去に陥りがちだった
「すべては自分が原因」ということについて書こうと思います。
被害者意識で外側のせいにしていた頃は、何も変わらなかった。
けれど、自分の内面と向き合いはじめたとき、
現実が少しずつ変わっていった。
この考え方を「自分原因型」と呼ぶ人もいます。
でも、最近こんなご相談を受けました。
「全部自分が悪いってことですよね?
それって、ただ自分を責めるだけじゃないですか?」
すごくわかります。
私もここで混乱していました。
「自分原因」思考か、「自責」思考か
似ているようで全くベクトルが異なる。
「自分原因型」とは、自分の内側に原因があると認めること。
そこには、“責める”という要素は、本来ありません。
むしろ、誰も責めずに、ただ「私が創っていた」と知ることで、
自分に現実を変える力があると“思い出す”こと。
でも、長年「反省して責められる」ことが当たり前だった人にとっては、
それが混ざってしまうことがある。
「私のせいだ、私が悪いんだ」と落ち込むのは、
“自分責め”という習慣の延長です。
自分責めは自己否定
自分原因型は、自己肯定のはじまり。
一方、自分責めは、
「こんな私じゃだめだ」
「もっとちゃんとしなきゃ」
と、自分を否定するエネルギー。
一方、自分原因型の本質は、
「こんな私だったから、こうなったんだね。
じゃあ、これから変えていこう」
という、自分への理解と受容。
やさしさの中に、前進の力がある。
私自身も自責と自分原因をよく混同していました。
夫が亡くなったとき、
子どもにイライラ八つ当たりしてしまったとき、
物事が思い通りに進まなくて
「この現実は自分が創り出しているんだから
“全部、私のせいだ”」
と苦しくなった日が何度もあります。
でもある時、
「それは、責めるための“私のせい”じゃなく、
変えていくための“サイン”なんだ」と気づいた。
その瞬間から、涙がこぼれて、
胸の重さが少しだけ軽くなったのを覚えています。
もし、あなたが今、
「自分が悪いんだ」と苦しくなっているなら
それは「自分原因型」ではなく「自責」かもしれません。

まずは「今の自分のままで、よくやっている」と認めてあげてください。
そのうえで、「じゃあ次、どうしたい?」を
自分自身に、そっと聞いてみてくださいね。
私は「自分原因型」の本質をベースに、
心のしくみを一緒にひもとくセッションを行っています。
「自責から抜け出したい」
「過去の出来事を整理したい」
「もっと自分にやさしくなりたい」
そんな方に、静かに寄り添う時間です。
どんな現実も、責めなくていい。
本来のあなたで生きられる道を、一緒に探していきませんか。

