最近読んでいる本です
魍魎の匣(もうりょうのはこ)
昨年映画化もされたので、ご存じの方も多いのでは
なかなか面白いです
でも、難しいです漢字が。
物語の背景も古いのですが、漢字もそれに合わせているのか、現代小説にはあまり見ない漢字の使われかたしてます。
たとえば…
・中る(あたる)
・中中(なかなか)
・兎に角(とにかく)
・云う(いう)
・~し乍ら(~しながら)
・仮令(たとえ)
・慥か(たしか)
他にも色々あるんですが、これらの漢字が頻繁に出てくるんですよね
最初は読み仮名がふってあるんですが、以降それがなくなっていて、1回で覚えられる物もあれば、そうでない漢字もあって『あーさっき、何て読んだんだったっけ?』って何度も考えさせられました
書籍は(講談社文庫)上・中・下と3冊あって、中の段階で話の結論がだいぶ見え始めて来ているのに、下があると言うことは、この先どんでん返しがあるのか…