本市コロナ下の逼迫財政の中で、

必要性に疑問をもつ事業として、


1つは、

「ふるさとづくり基金」

からの資金を使い特定地域に使う

「ふるさとづくり事業」

「まち並み景観事業」合計3000万円です。

 

「ふるさとづくり基金」の設置について、

基金条例の第一条では


本市における個性的で豊かなふるさとづくりを行うための諸事業の資金に充てるため」設置する、としています。


「本市における…」

ということは、

つまり対象は、

行田市全域であることをうたっている。

それなのに、

ふるさとづくり事業として事業化される段になると、

市内の特定地域に限定し、そこに

「ふるさとづくり基金」の資金が投下され続けている。

 

これは、基金の設置目的に照らして、

使い道が妥当性を欠くのではないか。


一度立ち止まる勇気をもつこと、

事業の優先順位の再検討を望みます。




 

2つ目は、

新規事業として計上されている、

「文化財保存活用地域計画策定事業」です。


この事業は、

埋もれている、

気づかずにいる、

文化的なものを発見するため、


郵送によって、

市民アンケートを取り、

文化的なものを聞き出して、

それを保存活動していく、

という事業だそうです。


本市は文化財に恵まれ、

すでに長く文化財保存事業を継続しており、

それに毎年45000万円費用をかけている。


コロナ災害下の今、

更なる文化遺産を探し出さねばならない緊急性、優先性は低いと考える。


経済困窮の中、

このような事業は、

慎重にその支出の妥当性を見極めてもらいたいと願います。


その上で、新年度予算に賛成するものです。


やるべき事業、やらなければならない事業は、

滞りなくやっていただきたい!



このように討論しました。