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アメリカでしのぐウエイトレスのブログ

バカヤロー!って叫びたいときだってあるんです…。

明日は、サンクスギビングデーでお休み。

アメリカ中がいっせいに休む、数少ない祝日の一つ。


で、私も休み。


どこかで飯でも食うか


ということになったが、私が休むってことは、ヨソのレストランだって休み。


LA、オレンジカウンティー周辺の約700件のレストランが登録する、レストラン予約サイトで検索してみる。



え、あそこ開けるの!? あ、あの店、開くんだ…。(((゜д゜;)))

か、かわいそうに…。(ノ_-。)



余計なところに目がいってしまう。orz


LAのお山の向こうから、南オレンジカウンティまで、かなりの広範囲だが、100店くらいのレストランがオープン予定で、空席もある。


が、ほとんどが、


よくあるチェーンレストラン

モールの中のレストラン

ホテルのダイニング

観光地のど真ん中


ま、ホテルの中のレストランでも、お値段が張らなきゃいいのだが、どこも無意味にお高い。


それ以外で、適当なとこは…、と探すと、イタリアンが多い。イタリアンは祝日関係なく開けるという意味では、チャイニーズといい勝負。


が、イタリアンは避けたい。なぜなら、クリスマス当日食べられるレストランといったら、多分、イタリアン。

なので、今回他で探せるのなら、イタリアンはぜひ避けたい。


そして、ホリデーの特別メニューでなく、普段のメニューを出すところに行きたい。

わざわざレストランで、高いお金払ってターキーなんか食べたくない。


日本食? 眼中にない。

最近行った、評判の日本食レストラン、はずれっぱなしだ。


ミシュランとザガットとインターネットを交互に見ながら、あちこち電話。

ザガットはあまり信用しないが、ザガットであまりに低い点数をつけられているところは、やはり行く気がうせる。

そういう意味で、行かない店を決める目安にはなる。

ミシュランも、LA2009年版に新しく載せられた、「審査員のお気に入りレストラン」というヤツ、かなり痛かったけど。




で、2日かかりでようやく探し当てたのは、やっぱり、



イタリアン。



でも、以前に行ってあたりだったレストランの姉妹店だというし、ちょっと期待。



では、アメリカのみなさん、よい祝日を!(^O^)/










ヤッターッ!




レギュラーガソリンが、ついに1ガロン1ドル台になった。



ヨソの州では、とっくに1ドル台に入っているところもあるというし、カリフォルニアでも北の方はすでに1ドル台突入。


それが、とうとうLAにもやってきた。



3ドル台を軽ーく通過して、4の数字を見たときには、もうダメだと思った。

4ドル台後半を行ったり来たりしていたときは、


どーせ、5ドルになるんでしょ。┐( ̄ヘ ̄)┌


と、やけくそ。

LAの中でも、お金持ちがお住まいになる地域では、5ドルの看板を恥ずかしげもなく出してたし。



それが、とうとう1ドル台に…。(゚ーÅ)


うれしい。

いちばん安いレギュラーガソリンが1ドル99セントになっただけだけど、


うれしい。



あー、あのころはよかったなあ…。昔はよかったねえ…。

と、いくら懐かしんでも取り戻せない、古き良き時代を、



ぶんどり返した気分だ。( ̄ー ̄)





こんなことが、いつまでも続きますように。

そして、もうちょっと安くなったら、



レギュラーに格下げしていた愛車のごはんを、元に戻してあげよう。orz

カップルやファミリー客でにぎわう週末のダイニング。


午後8時半を過ぎて、サーバーたちは、どのテーブルにも一通りサーブし終わり、ほっと一息つく。

テーブルの客たちも、ほろ酔い加減で高笑いしたり、恋人どおし甘く語り合ったりと、食後のひとときを楽しむ。


突然、そんなのどかな空気をぶち壊す奇音が、ダイニングに響き渡った。



ゲホーッ!

ゲホゲホ、ゲホーッ!!



じいさん客が、咳き込みはじめた。



この先、食事中の方、ご注意ください。

(ときどき、この一文を記事に挿入することがあるが、そのたびに私は疑問だ。私が書いているのは主に、レストランという食事をする場所の話のはずだ。なのに、食事中の人に聞かせるにしのびない話って、どういうことなのか…。疑問だ…。)



ときどき、大きな咳やくしゃみでダイニングを一瞬静まり返させる客はいる。

でも、このじいさんがそれらの客と違うところは、その咳が、いつまでたっても止まらないところ。


それどころか咳は、ダイニングが静かになっていくのと反比例して、どんどん激しくなっていく。


グエッ、

ゲホーッッ!

ゲーーーーー!!




カーーーーッ、

ペッッ!!


ウエイトレスがあわてて持っていった紙ナプキンの上に、痰のようなよだれのようなものを、ダラダラと吐き出している。



とりあえず、怖いもの見たさでチラと見たその様子では、食べ物を喉に詰めたのではないらしい。


その証拠に、咳が少しおさまると、またワインを飲んだりスシを食べたりしている。



そしてまたしばらくすると、さっきと同じような咳をはじめる。


会計も終わって、おしゃべりに興じていたテーブルの客たちは、立ち上がって帰り始めた。

食事が終わったテーブルの客たちからは、勘定書きを請求される。


どのテーブルの客たちも、明らかにいやがって、早くこの場から立ち去りたいと思っている。



あるテーブルの客は、帰り際、私にこう言った。



救急車を呼んだ方がいいよ。(-"-;A


はい…。でも、お連れの奥様が、いつものことだから大丈夫だとおっしゃるので…。(;^_^A


その咳じいさんの奥さんのおばあちゃんは、まったく平然としていて、心配する私達を、大丈夫だから、と手で追い返していた。



いや、彼等のためでなくてね。あなたたち自身を守るために、ぜひ呼んだ方がいい。(-""-;)


そう言い残して、彼はそそくさと外へ出ていった。


たしかにそうかもしれない。

ここは訴訟大国アメリカ。


あのレストランの従業員は、主人が死にそうなのに、何も手助けしてくれなかった。


と、訴えられることもあるかもしれない。


でも、そうとばかりも言ってられない。

ここは、医療保険後進国アメリカ。


救急車はタダじゃない。乗れば最低でも700ドル。保険に入っていれば保険会社がカバーするが、最悪の場合、救急車を呼ぶ必要はなかった、といって、保険会社から支払いを拒否される場合だってある。


当人が、呼びたくない、と言えば、それに従わざるを得ない。

そんなことは、かの客だって百も承知のはず。


救急車を呼べ、と言ったのは、私達のためではなく、もっとゆっくりしていたかったのに、人騒がせで迷惑な客だ、という、腹立ちまぎれの、捨て台詞だったのかもしれない。




かわいそうだったのは、まだ食事中だった客たち。

じいさん客テーブルに近かった、あるテーブルの客たちは、何気ない顔をしつつも、テーブルにならべられた食べ物に一切手をつけなくなった。

別のテーブルの客たちは、自分の飲み物にナプキンや財布でフタをした。


もっとかわいそうだったのは、じいさんの連れのおばあちゃん。

おおげさに咳き込むじいさんと、他のテーブル客のつめたい視線の板ばさみになり、いたたまれなくなったようだ。


もう、帰りましょうよ。(;´Д`)ノ


じいさんの背中をさすりながら、説得する。


が、じいさん、うんと言わない。


しびれを切らしたおばあちゃんは、じいさんの許可なく、じいさんの食べ物を持ち帰り用の箱に詰めるよう、私に命じた。



私はじいさんの皿をキッチンに持ち帰り、食べ物を持ち帰り用の箱に移し、テーブルに運んだ。

ありがとう、と言うおばあちゃんの隣で、じいさん、いたく不満そう…。



そのとき、おばあちゃんがすかさず、私に、


お会計を。


と言った。



働くものも、客たちも、誰しもが、


やっと帰るか。(-。-;)


と、思ったはずだ。



スシバーではふつう、出来上がったダイニング客のスシは、チケットとともにネタケースの上に並べられていくが、

このとき、不穏な、そしてなんとなく呼吸しづらいダイニングの空気を気遣って、シェフの前のまな板の上に並べられて、テーブルにサーブするのを控えていた。

キッチンでも、料理をサーブできる状態にするための、ゴーサインを出すべきかどうか、タイミングを見計らっていた。



私はとりあえず、分かっているだけの情報をスシバーとキッチンとに伝えた。



今、お勘定出ます。多分、もうじき帰るはずです…。(;^_^A



じいさんの咳は相変わらず止まらない。

客たちも、何事もないような顔をしてはいるが、全神経はじいさんの咳に集中している。



おばあちゃんは支払いを済ませ、帰りましょうと、じいさんを促した。

が、じいさん、なかなか席を立とうとしない。


スシバーもキッチンも、まだかまだか、と待っている。


おばあちゃんは、何度かじいさんを説得し、最後には、懇願するような態度になった。


すると、咳が一瞬止んだ、じいさん。



何言ってるんだ。ワインがまだ残ってるんだよ!!ヾ(。`Д´。)ノ



と、言って、咳き込みながら、おばあちゃんのグラスに残っていたワインまでも、自分のグラスに移した。


なんて強情なんだ…。orz



しびれを切らしたおばあちゃん。


膝の上においたナプキンを、立ち上がりテーブルに叩き付けると、先に1人で出て行ってしまった。



おーい!((((((ノ゚⊿゚)ノ

じいさんを置いていかないで…。



それを見ていた、じいさん。


まったく仕方ない…。┐( ̄ヘ ̄)┌


とでもいうように、グラスに残ったワインを、カッとあおると、おばあちゃんの後を追って、店の外に出て行った。




自分は老いぼれじゃない、というプライドなのか、それとも、ただのケチな酒のみなのか知らないが、



意地を張るにもほどがある。(゚ー゚;




そして、

待ってました、とばかりに、次々と料理が運ばれ、ダイニングは何事もなかったかのように、いつもの姿に戻った。



それでも、なんとなく息苦しいような、呼吸しづらい空気だけが、いつまでも店のなかを満たしていたのだが…。






人はみんな、自分とは違うんだ。

人はみんな、それぞれ違っていて、同じ人間なんていないんだ。



みんな同じ人間なんだから、と思うよりも、人は、一人一人みんな違うんだ、と認識した方が、相手を容易に受け入れられる。


人を、自分の物差しで測るから、裏切られたと嘆くんだ。

人を、自分の天秤にかけるから、間違ってると怒るんだ。



人がみな、自分と同じ、倫理観や道徳観や良心や常識を持っていると思ってはいけない。



このことが、

多民族国家アメリカで暮らすなかで、他人と良き絆を築くのに大事だと知った。

そして、負の体験からは、自分の身を守るためにも、心にとどめておくべきだ、と悟った。



口で言うのは簡単だけど、あたりまえのことのようだけど、

けっこう難しく、そして、忘れてしまいがち。







なんかちょっと、グチっぽくなった…orz

彼等の、頑固おやじスシレストランに対するこきおろしには、多少のリップサービスが含まれていた。


というのは、彼等は我がレストランの常連である。週に2度も3度も顔を出すときだってあるくらいだ。その彼等のヨソのレストランへ行ったという「浮気」の告白である。


あんな店よりここの方が、すごくいいよ。


という気持ちを表すために、浮気相手のレストランの悪口を言っているのだ。

ときどきこういう手法を使うヤツがいる。


あいつは間違っている。だから俺は正しい。


みたいに、自分がどうして正しいのか、具体的な根拠を示さず、ただ、相手が間違っているという証拠だけをあげつらって、だから自分が正しい、と結論づけようとする。

この場合もしかり。


あのレストランは最低だった。だからやっぱりこっちがいい。


そう伝えたいらしい。それはそれでありがたいのだが、そのために、ヨソのレストランの悪口を聞くのは、あまり愉快なものではない。それどころか、腹立たしい。


なぜなら、ほんとうならウチだってこうしたい!と思うことを、あちらのレストランでは客のわがままにめげずに貫いているのに、我が常連客は、そのやり方がたいそうご不満で、つらつらと文句を並べているのだ。そんな理由で、



だから、こっちのレストランの方が好きよ。


と言われても、喜んでなんかいられない。むしろ、


あんたたちみたいな客を絶滅させなければ、日本食レストランに明るい未来はない。(-_-メ


とさえ、思えてくる。



あのスシ屋にはテンプラがなかった、アイスティーがなかった、マヨネーズソースがなかった、みそ汁の具がトウフとワカメとネギじゃなかった、アボカドがなかった…、


などなど、彼等は、彼等が考える、頑固レストランの純日本的でない箇所をあげつらった。



私は、それらを黙って聞いていて、彼等が何をもって日本式と思うか、そして彼等の考える日本式が本物からどれだけかけ離れているのか、分かった気がした。


そして、子供が大好物を最後に食べるみたいに、とっておきの話を披露した。


あの店は、客にワサビを出さないんだよ!゛(`ヘ´#)


あ、でた。これこそ、とっておきの勘違いだ。(・∀・)



ふつう、スシバーに座ればこうやって、ガリとワサビが出てくるし、テーブルに座っても、ちゃんとガリとワサビを持ってきてくれるだろ。(-""-;)


と、自分の前にある、スシ用のゲタの上のガリとワサビを箸で指した。



ふつうじゃないんだよ、お客さん。

ふつう、ワサビはついてこないんだよ。あんたたちみたいな客が、ワサビワサビってうるさいから、説明するのもめんどくさくて、どこのレストランでも出してるだけなんだよ。テリヤキしか頼んでないのに、皿にワサビが乗ってないぞ!なんて、キレられると、ほんとイラっとするけど、仕方なくやってるんだよ。


だってスシっていうのはほんとは…。


と、顔はヘラヘラ笑いつつ心のなかで、ぶつくさ反論していると、女性客が割って入った。



スシマンがワサビをくれるのを忘れていたから、ちょうだい、って言ったら、何て言われたと思う?((o(-゛-;)



何て言われたかって?聞くまでもないが、いちおう聞いてやる。



スシにはワサビが塗ってあるから、しょう油にワサビを溶く必要はありません、だって!ヽ(`Д´)ノ

しかも、しょう油用の小皿は、平らでチープな感じなの。おしょう油がたっぷり入らないサイズだったわ。( ̄^ ̄)




そうよ。それがどうかして?┐( ̄ヘ ̄)┌

言いたい気持ちをグッとこらえた。もうちょっと高く登らせてから落とそう。今はまだ、その時じゃない。


それがジャパニーズスタイルだって。ありえないわ!私達、何年もスシを食べてるのよ。スシにワサビが塗ってあるなんて、聞いたことないもの。ヽ(`Д´)ノ


ボスと私は、思わず目が合った。そして二人は、





貝になった…。( ̄ー ̄;



男性客も加わる。


そうそう、スシにワサビが塗ってあるのが、ジャパニーズスタイルだって。笑わせるよな。

じゃあ、ここのスシもそうなのか、って、言いたくなるよ。

ハハハ。о(ж>▽<)y ☆


しばしの沈黙。男性客の高笑いだけが店内に響きわたった。そして、次の瞬間。



そうですよ。(;^_^A

入ってますよ。(;^_^A


ボスと私は、ほとんど同時にこう言った。



なんだって!(゜д゜;)

なんですって!?(((゜д゜;)))


今度は、常連カップルが同時に声を発する番。




それが、伝統的な日本式のスシのスタイルです。アメリカ人のお客さんはワサビが好きで、たくさん欲しがるからガリと一緒に出してるだけで、日本ではそんなことしません。(;^_^A

おスシは、しょう油をちょこっとつけるだけで食べます。ワサビを溶いたしょう油につけて食べるなんていうのは、あんまり聞いたことありませんね。(;^_^A


と、ボス。


そうそう。あのレストランではきっと、しょう油をたっぷりつけられないように、平らな小皿を出しているんですね。(;^_^A


と、私はボスに向かって言った。もちろんほんとに聞いてもらいたいのは、客の方だったが。



さあ、どうするか、勘違い常連客。



だ、だって、私達、そんなこと知らないもの! ねえ。

そ、そうだよ。日本式の食べ方なんて、なあ。



そうくるか。(  ゚ ▽ ゚ ;)



あんたたち、さっきまでの、


俺たち何十年も、スシ食べ歩いてんだよ。伝統的なスシスタイルとかいっちゃって適当なことやっても、俺たちの目はごまかせないぜ。

┐( ̄ヘ ̄)┌



みたいな勢いはどこに行っちゃったの?そして、間違いに気づいたら、逆ギレかよ。

それにね、その態度。


アメリカ人なんだから、日本式なんて知らなくってあたりまえ。( ̄^ ̄)


って、開き直る気?



昨日今日、スシを食べ始めたわけじゃなく、LAのスシの歴史はけっこう長い。

それも、スシフリークを気取る、スシ屋の常連客だ。


そんなこと知らない、って威張るのは、間違ってるよ。orz





私は、日本で生まれ育った日本人だが、


スシの、ネタとシャリの間にはワサビがあります


なんて、学校で習った覚えはない。