日本の紅白歌合戦、観た。
もっと知ってるつもりだったが、新しい歌はほとんど知らなかった。メドレー歌われても、知らない歌ばっか、っていうのも、やられた(何が?)。
それより、前回のときもうすうす感じてたんだけど、今回はもっと、
かーさんがどうの、とか、ばーちゃんがどうの、とか、
そんな歌が多かったな。流行ってんのか?こういうのが、今、日本では。
この手の歌が流れるたび、ハンカチで目頭を押さえる観客が映しだされるたび、うすっぺらな感動を押し付けられてる感じで、イラっとしてしまったのは、私がヘソまがりだからか?
こんなもので、家族のありがたさ、とかに、改めて気づいちゃったりしてるわけ?
ほんとに大事なものは、自分にとってどれだけ大事だったのかは、失くしたときはじめて分かる。
失くした瞬間から襲ってくる、激しい後悔とか、自己嫌悪とか、そんなものと戦って、
今度はもっと大事にしよう、と思う。それでもまた、後悔は繰り返す。
そんなこと知ろうともしないで、流行りの歌にのっかって、知った気になって、感動に涙したり。
人生って、そんなもんじゃないだろ! と、何にも知らない、ぐうたらで生ぬるい私が言いたくなるほどだ。
ま、紅白観ただけだから。日本にいたらほとんど観ない国営テレビの、クサい演出のバラエティ観ただけだから。
そんなふうに感じてしまったのかも。 そう思いたい。
だってなんか、
ちょっと、ユルくて、私にはついていけない。