暑い。 このところ夜になっても、それほど涼しさを感じない。
そんな訳で、アメリカ人女性たちは、みな、これでもか、ってほど肌を出したドレスでディナーにやってくる。
そんな食事風景とは、似ても似つかぬ格好の男性が、店の中に入ってきた。
こういっちゃ悪いが、どう見てもウチの客ではない。こんなことを言うと、どんな高級レストランに働いてんのか、と言われてしまう。
ウチはそんな大層なレストランではないが、なんというか、一般的な社会生活を送っていないだろう、というようないでたち、ホームレス風ファッション、とでも言おうか。
でも、いちおうメニューを持って、お出迎え。
お一人様ですか?(;^_^A
いや、そうじゃないんだ。(・∀・)
やはり客ではないらしい。
で、ご用件は?(;^_^A
今日、ランチのとき、ボクのママがアイスティーをテイクアウトしたんだ。で、ママは糖尿病で砂糖が使えないので、何かスィーター(甘味料)をくれないかな?(^人^)
orz
昼にアイスティーをテイクアウトした。というところまで聞いたとき、わざわざ店にやってくるなんて、まさか食中毒?と一瞬思ったが、アイスティーで食中毒なんて、よく考えればありえない。だいたい、昼にテイクアウトしたアイスティーを夜まで後生大事に持っているというのも、妙な話だ。
この日、ランチも働いていたウエイトレスに尋ねてみたが、
アイスティーのテイクアウトなんて、ここ100年くらいお目にかかってない。┐( ̄ヘ ̄)┌
と、言う。そういや、私もそんなもの扱ったことがない。
あきらかにウソだが、めんどくさい、くれてやれ、と思い、キッチンに入ろうとすると、
あ、できればスプレンダー(ちょっと高級なヤツ)がいいんだけど。
(o^-')b
どこまで、図々しいんだ、この男。(-_-メ
申し訳ありませんが、用意してません。(;^_^A
と、ふつうの甘味料の小袋を数個渡すと、おとなしく出て行った。
このあとどうするのか、と興味を持ったので、外まで追ってみた。
すると、
隣のレストランに入っていった。
そこでも、同じことをするに違いない。もしかしたら、
ランチにスシをテイクアウトしたんだが、しょう油がなかった。
とかいって、しょう油をもらうかもしれない。(゚ー゚;
こんな、いちいち手の込んだ見え透いたウソをついて、レストランを回って甘味料を集めて歩くなんて、
いったい、どんな生活をしているんだろう。orz
ホームレス風ではなく、立派なホームレスだったのかもしれない。
そうそう。レストランにやってくるのは、なにも客ばかりではない。
こんなふうに、ナプキンをくれないか、とか、ボールペンを貸してくれ(返さないけど)とか、ものをもらいにやってくる人は、けっこう多いのだ。
以前にも、テイクアウト用のスプーンをくれ、とやってきた若い女の子に、スプーンはないので、と箸をあげたことがある。
女の子は、お礼もそこそこに、なぜか怪訝そうな顔で箸を受け取って、外に出て行った。
しばらくして、通りを見てみたら、さっきの女の子が、
道に座って、コンビニで買ってきたアイスクリームを箸で食べていた。