食わず嫌い | アメリカでしのぐウエイトレスのブログ

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バカヤロー!って叫びたいときだってあるんです…。

客が、やってくれ、と言ったのがはじまりか、健康志向に目をつけたレストランがはじめたのが最初なのか、知らないが、


アメリカでは、玄米をつかったスシが幅を利かせている。



客に、玄米はないのか、と聞かれるのがうるさいから、と、とりあえず、スシロールだけ玄米に変更可としている、妥協レストランから、にぎりまでOKという節操のないレストランまでいろいろあるが、全体的に見て、スシ用に玄米を用意しているレストランの方が、まだ少ない。


ビーガンや、ローカーブやオーガニックにこだわる特定の客をターゲットにしたレストランなら、問題はない。こういうレストランに集まる客は、健康によい、と聞けば、マズいものに高いお金を払うことに全く抵抗がない人種だ。マズいから健康にいい、と勘違いしているのではないか、と思ってしまうほどだ。



が、一般のスシレストランで玄米スシというのは、私はイヤだ。うまく説明できないが、客に言われるがままの、なんでもありのレストラン、という印象を受ける。


私の知っているレストランでは、玄米のご飯粒どうしをくっつきやすくするために、白米を混ぜて炊いているが、それでも、酢を混ぜればパラパラになってしまって、スシにはできない。また、ふつうのスシに比べればそれほど多くない注文のために、わざわざ玄米酢飯を作るコストや手間を考えてか、どのレストランでも、スシ用の玄米は、酢を混ぜていないただのご飯であることが多い。玄米をスシとしておいしく食べさせる工夫とかなにもない、ただの炊いた玄米だ。


スシロールなんて、日本人のイメージするのり巻きからはかけ離れた、気味の悪いものも多いので、使われるご飯が、白米の酢飯であろうが、ただの玄米であろうが、たいした問題でもないのかもしれない。


それに、アメリカ人は、酢飯とただの白いご飯の味の違いが分からないらしいし。


でも、いくらなんでも、ただの玄米を丸めたものの上にマグロが乗ったスシなんて、それって、日本文化を冒涜してないか?



それでもアメリカ人たちは、玄米が体にいい、と聞きかじってくれば、猫も杓子も玄米だ。


ありません。(;^_^A


と、答えると、


なんでないの?玄米はおいしいし、体にいいのに。○○レストランにはあったわ。(-""-;)





でわ、○○レストランへどうぞ。┐( ̄ヘ ̄)┌



客のニーズに応え、客の欲しがるものを作るのが、本来客商売のあるべき姿なのかもしれないが、レストランはおいしいものを提供するのが基本だ。まずいと分かっているものを、作って売るのはどうだろう。


そんなものは、ぎすぎす痩せて神経質そうな客が集まる、ヘルシー志向レストランにまかせておけばいいじゃないか、と私は思う。



それでも客はやってくる。



カリフォルニアロール。ブラウンライス(玄米)に代えて。



玄米ロールなんてもの、どこのレストランでもやってると思ってる。日本でも、あたりまえに食べられているものだと思っているに違いない。



キャタピラロールだの、ドラゴンロールだの、妙ちきりんなスシロールにも慣れて、こういうものだと思って食べればそれなりにおいしい、とまで感じるようになった私だが、この玄米スシだけは、いまだに抵抗がある。




ただの食わず嫌いか?