晴れた日の洗濯が大好きだ。
それも思いっきり快晴の。
でも、目にささる直射日光は苦手で、
まぶしさに目を細めるたびにイラッとしてしまう。
「矛盾してる…笑」
そんな自分に笑える。
いつだってそう、矛盾しているのだ。
人間は勝手な生き物だと、洗濯物を干しながら思考するこの時間が愛おしい。
「猫みたい」
私をよく知るひとたちに言われるこの言葉は、
私にとって最近は褒め言葉になっている。
好きな時に好きな人と、気ままにゆったりと好きな時間を過ごしたい。
それが叶っている証拠な気がするからかもしれない。
気を許した人としか、区切られた空間にいられないことや、
無意識に観察し、瞬時にfeelingを感じてしまう感覚的なところも、
こだわりが強いところも、
自分では気に入っている。
クセが強いがゆえに、社会に対してわずらわしさを感じることも多いけど、
そんなわずらわしさでさえ、(ちょっとずつではあるが)生きていることを実感する時間になってきている。
「こんなことをわずらわしいと思ってるのか…」
と、自分を面白がっている。
もっと気楽にラフに生きたいと思いながらも、あれこれ思考することを好んでいたりもする。
ここにもまた矛盾が生じている。
人というのは本当に勝手な生き物だ…と、またしてもそう思う。
でもそれでいいのだと思う。というかむしろそうでしかありえないのかも。
生きるとはそういうことなのかもしれない。
ぜーんぶぜんぶ、どんな自分も丸ごと愛して。
「矛盾」が私に教えてくれた。