今日は2月3日。

2年前の今日は、息子の都立中の受検日でした。


コロナで一斉休校などあった学年。

コロナ禍になって初めての受験年で、学校側もピリピリしていたし

塾の街頭応援なども禁止で普通の模試のようでしたが

とりあえず、無事に試験会場に入れたことに安心したのを覚えています。


仕事は休みをとっていたけど、試験中は保護者待機はできず、一旦帰宅したものの、気になってしまい何も手がつかなかったなぁ。


終わったときの息子は浮かない顔でした。

でもとりあえず終わった!とランチには行きましたが。


一週間後の合格発表はネットで、一瞬‥。

冷静に考えれば、公中検模試で一度も合格予想が高かったこともないし、順当な結果ではあったのですが


都立受検は偏差値通りにはいかないから、が逆に安心材料というか正のバイアスがかかってしまっていて、やっぱり不合格はショックでした。


本人には学校から帰ってきてから伝えたら

「え、これでほんとに終わっちゃったの?」て‥

え、わかってなかったの?!て笑いましたが

試験一回で人生の一部が決まってしまう怖さ、息子も実感したようでした。


後日、得点開示したところ、息子の得点は以下の通りでした。

適性1(作文)70点

適性2  (理社系)19点

適性3 (学校独自で算数系)75点

学校の調査書は180/200くらいだったと思います。


誰がどうみても適性2がアウトですね(T_T)

傾向が変わって平均も低かったようですが、受かったお友達は他は同じくらいでも、適性2は40点は超えていたようです。


例年、適性2の大問1は解きやすかったのですが、この年は難しかったようで息子はそこではまってしまい、後半はとりあえず埋めたものの記述ものも多くて、時間もなくて厳しかった、と‥


勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし、ですね。


本番で19点はがっかりでしたが、作文分野で70点とれてたのは救われました。作文は模試で3点(T_T)をとったことある息子だったので‥


6年生のときにこのままじゃダメだって、作文苦手なのに先生に何度も添削お願いしたり、頑張っている感じはあったので

不合格にはなってしまったけど、得たものが無かったわけじゃない、とうれしかったです。


正直、落ちた学校に得点開示を取りに行くのはすごく迷ったけど、きちんと結果を知ることができ、すっきりした気分になりました。


1年後だった去年は、ちょっとまだ憂鬱は残っており、その学校のそばは近づきたくもなかったです。


不合格って、あなたのお子さんに価値はないですって今までの努力や子育てを全否定された気分でしたし‥


塾の何人かは試験慣れで受けた適性型でも入れる私立に進学していて、うちは受けてなかったけど

あの弱ってた時期に合格もらえたところがあったら、行く気はなかったのに気持ちが変わるって心境はよくわかります。


2年たった今は、息子は楽しく学校に通っており毎日充実しているようだし

学校として地域と関わりがあったり、私もママ友達と定期的に会うこともできて、地元も案外悪くないわと思っています。


中高一貫の良いところに高校受験しなくていいっていう部分はありますが

最近は、高校受験で大学の附属高校に受かるのが一番楽な道かも?と思ったりもします。


中学受験は親主導ですが、高校受験は子供主導ですから、入学後のギャップも少ない気がするし

大学受験になれば、中高一貫の子でも塾は行くことになるでしょうから

高校受験がないより大学受験がない方が、費用も精神的負荷も少なそう‥


もちろん名門大学附属となるとレベルは高いので、それはそれで簡単な道ではないですけどね。


私がそんな高校受験よりの気分になってるところに、娘は中学受験したいって言い出すっていう‥

落ちたらW受験が2回になってしまう笑


まぁ、人生はたとえ終着点が同じだったとしてもいろいろな道がありますし

私も子供を通して、今後もいろんな世界を見ていきたいです。