娘は受験科目ですが、国語は通塾していません。

予定が合わないこともありますが、国語の通塾の効果に私が疑問があるからです。


息子は塾に通っていました(適性対策の塾でしたが5年生のときは普通の国語でした)。

読書もしないし国語は不得意だったので‥


授業で問題を解き、説明されても「ふ〜ん」て感じだったし、多少テクニック的なことは身についても

(「書き抜きなさい」は文章変えないよ、とか。

よく言われる「答えは前後の文章から探す」「問題を先に読んじゃう」は、レベルが上がるとむしろ弊害になるときも)

国語って同じ文章がテストに出るわけでもないから復習もしないし、ただこなすだけ‥

意味、あるのかなぁ?と疑問でした。


一度、面談のときに先生にも質問してみましたが

「息子くん、読書しないなら、少なくとも国語の教材を読むだけでも意味があるのでは?」と言われて

(‥レベルが低くて泣ける‥)

そのときは確かに!て感心したけど

私の求めてる答えとはちがうような。


息子は適性対策を経て、今は国語の苦手意識はなくなっています。


都立の適性問題は、長めの二種類の文章を読み、共通点を踏まえた上でそれに沿った自分の考えや経験を作文にする、みたいなのが基本スタイル。

作文だから、どこからわかってないのか明確になり(共通点は読み込めた?ちゃんとそれに沿った経験になってる?と細かく採点されるので)それを何度も何度も書き直したりして演習したからかと思います。

これが、単なる抜き出しや選択肢問題では、雰囲気でたまたま正解もありえるから‥


さて娘。

娘は息子とちがって読書は好きな方です。

本の虫ってほどではないけど、割と暇さえあれば

漫画も含め本や、小学生新聞なんかも読むし

友達と本の貸し借りもしてるようです。

(息子は一度もそんなことなかった‥)


読書する子は国語の成績がいいか?


私は、それはNOだと思いますが

(読むのと理解するのは別)

読書する子は、少なくとも確実に読むのが早い。

難解な文章も、わからないところは適当に読み飛ばしても全体像をつかむスキルもある気がします。

時間制限のあるテストでは、有利になるポイント。


国語を自宅学習する上で決めたこと


・必ず音読

・その選択肢を選んだ根拠を示す


音読は読む速さ、正確さがわかります。

(息子は「四、五人の子供」を「よんてんごにんのこども」て読んでましたから‥半分の子供って誰(T_T)


娘も結構、読み間違いや(意味は同じだけどちがう言葉に脳内変換されるみたい)読み飛ばしがあり

音読させるだけでも、いろいろ発見があるものです。


選択肢問題も2つまではしぼれますが、間違うときは詰めが甘いときが多い。

(必ず〜になる‥を選んだら

ほんとに必ず?例外ないってどこにも書いてない?て確認させます)

娘の場合、勝手に「たぶんこんな話でしょ」て決めつける傾向にあるので

確実に根拠を言わせるようにしてます。


このやり方だと私が付き添わないといけないので

なかなか自分が時間的に辛いときもあり

(私、土曜もフルタイムで仕事あります‥)

塾に任せたいと思うときもありますが‥


塾だとそこまで一人一人に向き合わないから‥

どうして自分は間違ったのか、が気づけないと

成績は上がらないし。


手始めに取り組んだのはこちら

 

 

(Amazon高いですね。私は新大久保の教科書販売店で1000円前後で購入しました)


塾用教材ですが受験用ではないかも?

でしたので1学年上に挑戦。

接続詞などの基本的な確認もあり、レイアウトもカラフルで子供のやる気も引き出し

入門には良かったかな、と思います。


一番良かったポイントは、解答冊子。

教科書の複写に解答解説が書いてあるタイプで

音読させるとき、私は解答冊子を見てればいいので

とても楽でした。


今年はいよいよ四谷大塚の予習シリーズに取り組む予定です。

予習シリーズの6年生は入試演習で

娘の受ける学校はそこまでのレベルはいらないかなと思うので、5年生上下の予定。


予習シリーズは今年度から改訂版になっていますが

いくつかの塾ブログなど読んでいると、国語は旧版の方がわかりやすくてお勧めのようなので

そちらにしました。

解答用紙もあるのでやりやすそうです。


娘自身が、傾向なりを自分でつかめるようになるまでは、私も見守ろうと思います。