韓国ドラマ『トレイン』完走しました~~

 

 

ユン・シユン主演作品。

 

父親が何者かにひき逃げされ死亡するという悲しい過去を持つ

刑事ドウォン(ユン・シユン)。

父親が何者かに殺害された過去を持つ検事ソギョン(キョン・スジン)。

 

それぞれ支え合いながら生き抜いてきたドウォンとソギョンは

ソギョンがドウォンへの想いをはっきり口にしたことにより

その関係が少しずつ崩れ始めていく。

 

それは、ドウォンの父親がソギョンの父親を殺した犯人だと

ドウォンは知っていたから・・・

罪の意識から、ソギョンを常に支えて生きてきたドウォンも

いつしか心からソギョンを愛するようになっていたが、

父親が愛する人の父親の命を奪ったという罪の意識から

逃れられず距離を取るように・・・

 

お互いの気持ちが不安定な中で、廃駅の線路で白骨化した

遺体が発見されたことにより、2人は運命の大きな渦に

巻き込まれていく。

 

遺体を遺棄した犯人として、ソギョンの義理の弟である

ソンウク(チャヨプ)が浮上するが、交通事故により

負傷しており、到底殺人を犯すことは出来ないとわかり

事件は混迷を極める中、雨の日に一人廃駅にやってきて

捜査していたソギョンが、廃駅のはずなのに突如列車が

目の前に現れ、その列車から現れた者に撃たれて

死亡してしまう。

 

自分の想いを告げる間もなく、殺害されてしまった

ソギョンへの想いに苦しむドウォンが雨の日に

廃駅をさまよっていると、再び列車が目の前に現れ

列車の中にソギョンが乗っているのを見て思わず

飛び乗ってしまったことにより、ドウォンは自分が

生きている時空とは全く時空へと移動してしまう。

 

その違う時空には、自分と全く同じ顔をした

ドウォンが存在するが、自分とは違う過去を

生きており、ソギョンとも関わっていなかった・・・

別の時空でもドウォンは刑事だったが、警察の恥と

呼ばれる存在で、ソギョンは検察ではなく刑事に

なっており、ドウォンを嫌っていた。

周りから距離を置かれているドウォンに

なりかわり、新しい時空の中で捜査を開始する

ドウォン。

果たしてソギョンを守り抜くことは出来るのか!

連続殺人犯を逮捕することは出来るのか!!

 

AとBと、同じ人間が生きているにも関わらず

選ぶ道がかわると、ここまで生き方が変わって

しまうのかと思うほど生活が違っている~~~~

 

人生は選択の連続だと、この作品を見て改めて

感じました。

 

自分の手を汚してでも、愛する人を最後まで守り抜きたい。

なんとしても未来をかえたいという想いが、負の連鎖を呼び

連続殺人を続けさせることになってしまった悲しみ。

愛はどこまでも罪深い・・・・

 

一人二役で、いろんな顔を見せてくれたユン・シユンの

熱演に胸打たれました。

たくさんの方に観ていただきたいです!!!