韓国映画『野球少女』
イ・ジュヨン主演作品。
プロ野球選手を目指している女子高生チュ・スインを演じるイ・ジュヨン。
男子ばかりのチームの中で、プロ野球から声がかかるのは奇跡に近い。
しかし子供の頃からの夢を諦めたくない。
母親からも反対され、チームの中でも孤立するスインの前に、コーチとして
赴任してきたチェ・ジンテ(イ・ジュニョク)。
2人の出会いにより、スインの運命が大きく動き出す。
最初はスインの夢を否定していたジンテですが、黙々と練習に取り組み
何故女性だからと夢を諦めねばならないのかと問うスインを前に
徐々に考え方を変えていき、スインの背中を押すようになっていきます。
スインのチームメイトで、先にプロから声がかかったイ・ジョンホ
(クァク・ドンヨン)も、そっと応援してる姿が良かった。
スインの母親(ヨム・ヘラン)が夢を反対する気持ちもわかるんですよ。
野球は高校まで、それ以降は仕事について欲しいという願いも。
父親がああですからね・・・・
最初は従おうとしていたスインですが、諦めきれない。
その気持ちが、プロ球団のテストを受けるチャンスを掴むまでになっていく。
観終った後に、スインの活躍を願わずにはいられませんでした。
性別で夢を諦めるのは辛すぎるもの・・・・
スインの情熱が風穴を開けた。
周りを動かした。
深い感動に包まれる作品。
たくさんの方に観ていただきたいです