韓国ドラマ『ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です』完走しました~~~

 

 

イ・ジェフン、タン・ジュンサン主演作品。

ずっと観たいと思っていた作品で、ようやく開封・・・

先日ゴールいたしました。

良かった・・・本当に観て良かったぐすん

温かい気持ちに包まれる作品で、本当に韓国ドラマには素晴らしいものが多いと

感動させられました。

 

 

タン・ジュンサン演じるハン・グル。

チ・ジニ演じる父ハン・ジョンウ。

2人は「ムーブ・トゥ・ヘブン」という遺品整理を行う仕事を担っています。

亡くなった方に真摯に向き合い、心をつくして遺品を整理する。

ハン・グルはアスペルガー症候群で、こだわりが非常に強く、

感覚が過敏。

生きにくい現代において、優しく見守る父ジョンウですが

死期が迫っており残されてしまう息子を不憫に思っているんですね。。。

息子が困らないように事前に準備は進めていきましたが、別れは突然

やってくるえーん

 

ジョンウが、残されてしまったグルを託そうと考えたのは、異父兄弟の弟。

イ・ジェフン演じるチョ・サング。

刑務所に入っていましたが、出所した際、ジョンウから依頼を受けていた

弁護士からグルの後継人になれと言われます。

3か月グルと一緒に暮らすことが出来たら遺産を自由に出来ると考えた

サングは共に暮らすことに・・・

しかし、「ムーブ・トゥ・ヘブン」で働くことも条件に入っており

グルとの共同生活がスタート。

サングの不潔さにグルは困惑、完全防備で掃除をしたり笑い泣き

グルのこだわりの強さにサングが辟易したり笑い泣き

近所に住むグルの幼馴染ユン・ナム(ホン・スンヒ)からは

見張られているしで大変な日々が待っているわけですが、

「ムーブ・トゥ・ヘブン」の仕事を手伝うようになり、

亡くなった方やその家族と触れ合ううちに、サングの中にも

変化が見えてきます。

そして見えてくるサングの壮絶な過去泣くうさぎ

 

父がいなくなってしまっても、懸命に故人に向き合うハン・グルの姿勢。

遺された人に何が伝えたかったのか読み取る力。

決して幸せな人生ではなかったかもしれない。

でも、生きてきた証を残している物を無下にはしない。

大切に黄色の箱に詰めて届けたい。

その気持ちが優しく思いやりに溢れており涙を誘います。

 

ジョンウとサング、兄弟の過去も徐々にわかってきます。

 

1つ1つのエピソードが本当に深く、胸に迫ってくるものばかりです。

亡くして初めてわかってくるものがある。

でも、生きているうちにその思いを届けられたら。

また違った未来が待っていたのかもしれない。


グルの出生の秘密も後半に明らかになっていきます。

心からグルを愛した両親。

一人残さなくてはいけなかった両親の言いようのない悲しみ。

両手を繋いでくれる人がいなくなったこと。

グルの水族館での場面を永遠に忘れることが出来ません悲しい

 

グルやサングが関わった遺品整理のお仕事は、どれも悲しく切なくなるものばかり

でした。

韓国社会を風刺する意味合いも込められていたと思います。

日本社会でも同じようなことが起きているでしょう。。。

 

辛く悲しい現実を突き付けられながらも、あの黄色の箱に詰まった

生きてきた証を見ると温かくなるし、安らぎを得ました。

 

こんな素敵な作品に出会えたことに感謝します。

たくさんの方に、感動を味わって欲しいですニコニコ

 

 

 

 

 

 

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