韓国映画『幼い依頼人』

 

 

イ・ドンフィ主演作品。

 

継母が幼い姉弟を虐待。虐待の末に弟は命を落としてしまう。

一人では生きていけない姉に罪をなすりつけ、自らの罪から

逃れようとする継母を、イ・ドンフィ演じる弁護士ジョンヨプが

罪に問う。

 

実際に韓国で起こった漆谷継母児童虐待死亡事件が軸になっている

とのこと。

死に至らしめる虐待、そして精神的に追い詰める虐待・・・・

双方が深く絡み合い悲劇を生む。

 

 

姉弟に慕われていたジョンソプは、自分には何かが出来たはず。

自分が目を背けなかったら救えたはずとの、自責の念から

今度こそ後悔しないようにと、懸命に姉を助けるために翻弄する。

 

本当に惨いです。惨たらしいです。

 

継母が激しく虐待しているのを見過ごしている近所の人たちや、

教師たち。そして実の父親。いったい彼は何のために再婚したのか。

理解不能です!!!!

幼い命が奪われてようやく動き出す行政・・・

何故もっと早く動けなかったのか。

 

今も虐待は数えきれないほどあり、幼い命が奪われている。

いったい自分は何が出来るのか。

深く考えさせられる作品でした。

いつまでも深く記憶に残る作品です。

 

 

 

 

 

フォローしてね…