韓国ドラマ『未成年裁判』完走しました~~

 

 

キム・ヘス主演作品。

とても重厚な作品で、回が進むごとに深く胸に刻み込まれていきました。

未成年が起こす犯罪。未成年だからこそ、きちんと罪に向き合い反省し

成長していくことが、どれほど大事なことなのかを突き付けられました。

 

キム・ヘスが演じるのはヨンファ地裁少年部の判事シム・ウンソク。

どんな時も冷静沈着。

緻密に事件を読み込み、細部まで手を抜かない。

未成年だからと言って決して甘い刑は言い渡さない。

その姿からは鬼気迫るものを感じました。

何故ウンソクが、こんな風に少年たちと向き合うようになったのか。

それは自身の愛する息子の命が未成年によって奪われたから。

きちんと罪を継ぐわなかったために、成長後も犯罪を繰り返している

少年と再び法廷で向き合うことになる。

スピード重視で刑を確定させていたナ・グニ部長判事(イ・ジョンウン)にも

一石を投じることになっても決して諦めない姿はかっこよかったです!

全くぶれないのよね、ウンソクって。

 

子供を拉致し殺害、優等生たちのテスト問題漏えい、少女たちの施設脱走、

交通死亡事故、女性レイプ事件など。

どの事件も、目を背けてはいけませんが思わず背けたくなってしまうような

ものばかりで、回が進むごとに苦しくなってきました。

 

ウンソクはどんな事件にも一切手を抜かない。

例え自分の上司である部長判事カン・ウォンジュン(イ・ソンミン)の息子が

関わっている事件でも、容赦はしない。

容赦しなかったことにより、部長判事が退職に追い詰められても・・・・

しっかりと罪を償わせる。

今ここでしっかりと罪を認め、償っていく道筋をつけてやらないと

後の人生がどれだけ困難になるか。

それをきちんと見極めさせようとするウンソクの言葉の1つ1つが

重いです。

 

子供たちを信じたいチャ・テジュ(キム・ムヨル)判事の気持ちも痛いほど

わかりますが、子供って大人が考えている以上に狡猾だということを

しっかりわかってないと、結局は再犯に繋がることになりますよね・・・・

 

どこまで真剣に子供たちと向き合っていくのか。

まっとうな道で生きていって欲しいと願う気持は届くのか。

 

SNSなどにより犯罪は、より複雑の一途をたどっている中で、子供たちを

どう守るのかも重要になってきます。

 

ガツンと殴られるような衝撃を与えてくれる作品でした!!!

 

 

 

 

 

 

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