アッサラーム アレイクム
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今から11年前に起きたエジプトは何だったのか。色々な見方はあるとは思いますが、私の目から見た2011年のエジプト革命について簡単にお話ししたいと思います。
1973年第四次中東戦争によりエジプト軍は、隣国ユダヤの国イスラエルからシナイ半島を奪還しました。以来、エジプトとイスラエルの間には和平が成立しています。
2011年のエジプト革命により退任に追い込まれたムバラク前々大統領は、第四中東戦争の英雄です。約30年の任期中、ムバラク前々大統領はエジプトの平和と発展、そして前々大統領婦人はポリオ撲滅の為にご尽力されました。しかしながら、独裁政権末期には物価高騰が止まらず、市民の不満が爆破寸前であった事は事実です。
2010年12月チュニジアでジャスミン革命が始まり、翌年2011年1月エジプトに飛び火。
物価高騰に伴う市民の不満を利用し、アメリカが反政府勢力であるム○リム同胞団へ資金援助しました。
ム○リム同胞団とは、イギリスがエジプトを占領した時代に、エジプト国内のイギリス王政を守る為にイギリスが資金援助をしたテロ組織、と一般エジプト人は理解していますが、ウィキペ○○○には全く別の事が表記している為、ム○リム同胞団誕生の真実は私には分かりません。
話を戻します。2011年1月、アメリカはム○リム同胞団に資金援助し、アメリカの戦闘員としてカイロの中心「タハリール広場」を占拠させました
投石、警備隊との衝突でたくさんの血が流れました。日本を含む欧米メディアは、反政府勢力の正当性を流し続けました。タハリール広場とカイロ市内の道が人、人、人で埋め尽くされました。制御不能の信じられない光景でした。そして、約30年続いた独裁政権は崩壊しました。
その後、エジプト大統領選挙が始まります。
当時、アメリカ大統領だったオバマとヒラリー・クリントンが、エジプトの民主主義国家作りの為に駆けつけました。因みに、当時のアメリカ副大統領は、ジョー・バイデン。(うわぁ、エジプトはディープステートの餌皿😭🇺🇸🦁🍖🇪🇬)。
ディープステートとは、世界を支配する闇政府です。調べてみて下さい。
国は二極化しました。
2012年。私は、あんなに熱い選挙を見た事がありませんでした。アメリカが管理するエジプト大統領選挙。当然の事ながら欧米寄りのム○リム同胞団出発の大統領が誕生しました。どんな事情があったにせよ、決まってしまったものは仕方がありません。
「ム○リム同胞団」と言う名前を信じ、これからは物価が安くなると期待した市民も多かったでしょう。
エジプト軍は、新大統領を1年間泳がせました。しかしながら、所詮はアメリカのリモート大統領です。政治経験もなく大統領になった工作員です。国の信用はガタ落ち、政策ゼロ。エジプトは崩壊寸前です。そして、ム○リム同胞団に投票した市民は気がつくのです。「騙された。。。」と。
2013年、民衆の怒りはMaxに到達。エジプト経済は破綻寸前だった所、エジプト軍がクーデターを起こし政権を奪還。民衆は拍手喝采👏🇪🇬👏 アメリカはクーデターの違法性を主張し、日本を含む欧米メディアはエジプト軍を非難しましたが、しかしながら誰に何と言われようと、それはエジプト国民の願いであり意志であったのです。
ム○スリム同胞団出身の大統領、幹部、工作員はは身柄を拘束されました。激しい戦闘もありました。
ム○リム同胞団はアメリカの指図で、シナイ半島のイスラエルとの国境地帯にム○リム同胞団の独立国家を作りたかったのですが、夢は敗れました。政権を奪還したエジプト軍は、エジプトから国境の外へ繋がる地下トンネルを全て破壊しました(プーチン大統領が同じ事をしてますね)
2014年、現政権が発足。現在に至ります。
あれから11年、国内の治安が回復。インフラ整備、教育改革、近代化、国は目覚ましい発展を遂げていますが、エジプトポンドが暴落し、物価はますます高騰しています。仕方がありませんね。子供達の明るい未来を信じ、どんな時も感謝を忘れずに生きるしかありません。
カイロ中心部から50km先に、ニューキャピタル(新行政都市)建設中↓モノレールで繋がります。
エジプト革命から11年後のエジプトは、まだまだ色々ありますが、更なる成長を目指しています。「エジプト人がアメリカから自国を守った」それが、エジプト革命がもたらした結果です。
アフガニスタン、イラク、シリア、チュニジア、リビア、イエメン、そして今のウクライナ。その他の世界中の紛争のカラクリはどれも同じです。①それぞれの国の軍を解体する為 ②石油利権わ独占する為 ③ロシアを崩壊させる為。
アメリカの目的はこの3つです。
その為に代理戦争を繰り返します。
今は、プーチン大統領が戦っています。メディアを信じる方にはプーチン大統領が悪者だと思いますが、真実はそうではありません。ウクライナ・ドンバス地方の虐殺、ミンスク合意を厳守しないウクライナ政府、人身売買・臓器売買・小児性愛者達の為の未成年者誘拐・麻薬密売・生物兵器の開発。これらが、アメリカが支援するウクライナの闇ビジネスです。
戦争に反対したいのであれば、メディアを鵜呑みせずに真実を見極める事が大切です。あなたの善意の募金が銃やミサイルに代わるのであれば、あなたは戦争に加担している事になるのです。
真実は日本のメディアには映りません。この場で断言させていただきます。
一日も早く、ウクライナとロシアの戦いが終結する事を心から願います。
ご拝読いただきありがとうございました。
マアッサラーマ