アッサラーム アレイクム!
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日本の食卓でもかかせない「ごま」ですが、そのルーツは実はアフリカにあります。
ごまの起源地(生まれた地域)は、北アフリカ地帯の乾燥地帯の生まれといわれてます。
ナイル川流域で5000年以上前から栽培されていた記録があるそうです。
古代エジプトでは、ごま油が燃料や香料、薬用、ミイラ作りの防腐剤としても活用されました。美女クレオパトラは、若さを保つビタミンEの効果を知ってか、ボディオイルとしてごま油を愛用。そのつややかな皮膚の輝きには誰もが目を見張ったといいます↓
千夜一夜物語(アラビアンナイト)の一つに、「アリババと40人の盗賊」と言う有名なお話があります。盗賊の頭領が宝を隠した洞窟の前で「開けゴマ!」と呪文を唱えます。アラビア語では、「イフタハー(開け) ヤー(おい、などの掛け声) セムセム(ゴマ)!」と言います。
なぜ「ごま」なのか、複数の説があるそうですが、昔からゴマが重要な食材だったのでしょう。
日本国内のごま自給率は0.1%、毎年16万トンを輸入する、世界最大のごま輸入国です。
皆さんの食卓のごまは、もしかしたら「エジプト産セムセム(ごま)」かもしれませんね。
エジプト料理には「ごま油」は使わないませんが、「タヒーナ」と呼ばれる白ごまペーストをよく使います。
本日は、タヒーナソースの作り方をご紹介します。日本人好みの味で、マヨネーズやドレッシングの代わりにサラダやパンにつけて食べたり、バーベキューソースとしても使う万能ソースです。
タヒーナ
「タヒーナ」(白ごまペースト)
【材料】1人~2人分
タヒーナペースト 大さじ2
レモン汁 小さじ2
酢 小さじ1
水 大さじ1~
おろしにんにく 少々(省略可、お好みで)
クミンパウダー 少々
塩・こしょう 適量
【作り方】
1. 小鉢にタヒーナ、塩、コショウ、クミンパウダー、おろしにんにく(お好みで)を入れます。
3. 混ぜます。
もう少し混ぜると乳化して白っぽくなります。
4. お水を少しずつ加えます。固さを見ながら混ぜ、更に乳化させ、ペースト状からソースの柔らかさにします。
5.完成です。