幻夜/東野 圭吾
¥1,890
Amazon.co.jp

阪神淡路大震災の前夜が水原雅也の父の葬儀だった。
次の朝、大地震にまぎれて衝動的に叔父を殺害してしまう。
それを目撃していた女・・・深海美冬と、避難場所から東京へと上京する。

「あたしらは夜の道を行くしかない。

たとえ周りは昼のように明るくても、それは偽りの昼。

そのことはもう諦めるしかない。」


という言葉に操られ、いろんな事件に巻き込まれていく。


宝石店で起こる異臭事件、ストーカー事件。

深海冬実と待ち合わせしていたサラリーマンの失踪事件。

美容院勤務の女性の暴行事件。


これらに着目する加藤刑事。


一方、美冬は販売員から実業家となりさらに成功をおさめていく・・・




『白夜行』の続編と言われています。

白夜行は、読んでから大分たっているので記憶が定かでないですが。


テレビドラマでは綾瀬はるかさんが演じられてましたので、その白く陶器のような

肌の美しさと、冷たさを想像しながら読み進みました。


前作では彼女の生い立ちまで追って、その切ない動機も書かれていたのですが

今回は彼女の妖艶さと残酷さばかりが書かれています。


彼女が美しいからと言っても、あんなに引き込まれるかな。

その言いなりになる人たちが、またよく理解できない。


彼女をここまで狂気にさせてしまう理由が、この小説の中で書かれていていれば

少しだけでも共感できて、よかったのに。


とはいえ、一気に読んでしまうドキドキ感はありました。



もしも、これに続く3篇があったら・・・

彼女には思いっきり不幸になっていてほしいな^^;

それでいて、願ったものをすべて手にしていて欲しい。


何が本当の望みだったのかまだ分からないけれども、それを手に入れても

失ったものの方が大きければ不幸ですよね。


ようやく手に入れたものより失ったものの方が大きかった・・・


う~ん、小説の中の人の不幸を願う私は性格悪いかも。






卓上綾瀬はるか 2009年カレンダー
¥1,137
Amazon.co.jp

白夜行/東野 圭吾
¥1,995
Amazon.co.jp