ローズガーデン (講談社文庫)/桐野 夏生
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*ローズガーデン*

博夫はインドネシアの会社で仕事をしている。

どんな僻地にも飛んでいく営業マンだ。

日本にいるミロから逃げ出してここに来た。

ミロとは高校の同級生。

昼間は博夫と寝て、夜は義父と関係を持つ。

昼も夜もミロを独占できるようになってから、逃げ出してきたのだ。


*漂う魂*

マンションに幽霊が出るらしい。

ホステスをしている金子さんが自殺して以来、噂が出ている。

その正体の解明をする探偵、ミロ。

マンションの住人の悪意が交差する。


*独りにしないで*

妻の浮気調査を依頼されるミロ。

偶然知り合った宮下に、入れ込んでいる中国人女性の「心を確かめたい」

と依頼される。

浮気は証明できても、心は証明できない。

そう思うミロだったが・・・


*愛のトンネル*

SMの女王様であり経営者が事故でなくなった。

彼女の死後の整理を頼まれたミロ。

彼女の家には空き巣が入っていた。

盗まれたものとは・・・


4篇の物語から成り立っています。

1話目だけはミロのだんなさんの視点で、残りはミロの視点から。

しかしこの第一話が、一番強烈でした。

その話以降の本人となかなか焦点があいません。

探偵の話は面白かったけれど、高校生のころの彼女とつながりがあるのか

ないのか。

複雑な人物なんだと、前置きされちゃったみたいです。

ミロシリーズはまだあるようなので、機会があればまた読んで見たいです。