両家お礼の挨拶
披露宴の最後に新郎や、新郎の父親が両家を代表してお礼を述べるでしょ?
「今日はありがとうございました。未熟な二人をこれからもよろしく」って挨拶
旦那さんには父親がいない。早くに亡くなったらしい。
だからあたしたちは最後の挨拶は旦那さんだけで良いと思っていた。
ところがあたしのパパが男親がいないなら僕が!
お姑さまが父親がいないならあたしが!
二人して挨拶を考えてくれていたらしい。
そんなこと知らなかったからとっとと締めちゃった。
気が付かなくてごめんね。
手品ショウ
式の進行は事前に司会者と打ち合わせをして、挨拶や出し物をしてくれる人にお願いして分単位で決まっています。ところが式の最中介添えさんがこそっと耳打ち
「あの、手品をしたいとおっしゃられているゲストがいるのですが、どうしましょう?」
「時間的に無理なのでうまくお断りしてください」
「もちろん、こちらで何度もお断りしたのですが、お姑さまとお約束されていたみたいでどうしてもと、、」
どうも、お姑さまが勝手にお願いしていたみたいです。
「じゃあ、うまく時間を調整してもらえますか?」
「わかりました」
ということで、いきなり81歳のおばあさんによる手品ショーの始まりです。
丁寧に丁寧にゆっくりと寿手品を披露してくれます。次々次々次々、、、
2時間しかない披露宴時間のうち45分が手品ショーです。
会場を回ってのゲストへの挨拶をカット。
安くない別料金を払ってお願いしていたデザートブッフェをカット。
ついでに花嫁の手紙もカットしちゃえば?
開き直ってお料理をしっかり完食したあたし。
「良かった。君があたしの結婚式がーーって泣く子じゃなくて」
旦那は変なところであたしの性格を誉めてくれる。
「とても素敵な手品だったわー」
お姑さまは一人大感激。
うちの両親は無言。
天使のはね
挙式はバイオリンとコーラスの賛美歌。若くてハンサムな白人の神父さん
長いウェディングドレスのすそを引いて、ティファニーの指輪を交換して、、、
やっぱり結婚式は女の子の夢なんだなと柄にも無くぽーとなる素敵な挙式でした。
退場するときは天井からぱーーと白い羽根がふってきて天使の祝福を受けたよう。
結婚式を絶対しなさいと強行に主張したお姑さまに感謝です。
ひとことお礼とこれからの挨拶をしようとお姑さまをみると
せっせと床におちた天使の羽根を子供と一緒に集めているところでした。
ホテルのスタッフが慌てて「皆さんお待ちですから、、こちらへ」
まったく聞こえていません。
お互いの親族が集まり集合写真を撮ろうとみんなが注目する中
お姑さまは皆を待たせたまま、満足するまで羽根を集めて、帯にびっちり挿して登場
「こんなに取れたよ。ほら。一本あげるよ。」
ありがとう。お義母さん。これからよろしくお願いします。
控え室
挙式が始まる前に久々に会う親戚同士が和やかに語り合う、控え室がありますよね。
お互いに自分の親戚と写真を撮ったりして過ごすものだと思っていました。
お姑さまがいます。なぜかあたしの隣に、、、
「お母さん、みんなに挨拶してまわらんと、、」お姑さまを呼びにきた旦那さんもいます。
「ほらほら並んで、写真撮るから。そうだ妹も呼んできましょう!」
だんだんこちらの部屋に人が集まり始めています。
っていうか集めています。
福岡での夜
途中でふらふらになった私は東京への日帰りをあきらめ挙式をあげるホテルに泊まりました。
新婚です。ラブラブです。
でも当然のように同じ部屋にお姑さまが寝ています。
WHY???あなた今日中に帰れるじゃん!
しかも、なぜ同じ部屋に泊まる??
健康ドリンクをごくごく飲みながら、福岡の夜はふけていきます
演芸大会?
結婚式の準備は時間がなかったため、1日ですべての打ち合わせを行うことになりました。
結婚式場のスタッフ相手に「あたしの家は地元で有名な名家でね。あなたご存知?」と優雅に話しているお姑さまを旦那さんにお願いして遠くに追いやり、ちゃっちゃと決定をしていきました。
時間が1日しかないことに加え、あたしはインフルエンザ5日目、、、意識がモウロウとしているなか東京から福岡まではるばるやってきていたからです。なんとかすべて決めてしまわないと、、、、
お花に、料理に、ドレスに、招待状の紙まで、、、決めても決めても次々と書類が出てきます。
あとはドレスを試着しておしまい、、そのときお姑さんが帰ってきました。
お料理は?コースの中で決めたの?余分に払って特別コースにしたら?
ドレスはあたしが決めてあげましょうか?まあ、可愛い!これも着てみて!つぎはこれ!
写真撮るわよ!笑って!、、本当に可愛いドレスあたしが着ようかしら?
途中から記憶がありません、、、
招待客
結婚式の準備で一番頭をいためるのは招待客ですよね?
私達は自分たちの結婚式は友人とのパーティーで満足していました。
だからお姑さま希望で行われることになった入籍から半年後の結婚式・披露宴はお姑さまのお任せしました。直前に招待客リストを見せてもらいました。
あたし:「お義母さんこの人は親戚の人?」
お姑様:「ううん。お隣さん」
あたし:「この人は?」
お姑様:「あたしの女学生時代の後輩、このあいだ同窓会で会ってね」
あたし:「じゃあ、この人は?」
お姑様:「息子が小学生の時の担任だった先生、お習字教室の先生も呼んどいた」
あたし:「、、、、、、」
お姑様:「あと近所の寺の住職と郵便局の人も」
お姑さまは会う人、会う人みんなをご招待しているみたいです。
結納
結局、お姑さまの暴走を止めきれなかったので
四国で朝の4時まで友人たちとの結婚パーティーをした2時間後
朝6時発の高速バスで広島まで移動し、結納をやることになりました。
2次会の衣装のままでしたのですごいぼろぼろの顔での結納でした。
私達からは「結納はやらない」と聞いていたあたしのの両親は、お姑様からはいきなり「今週末に結納でそちらに伺うから会場を用意して」と言われ会場手配に追われ、なんだかよくわからないままに結納終了です。
結婚式まで
私は学生の時結婚式場でバイトしてました。
しょうもないテ^ブルの飾り花ひとつ5千円とかウーロン茶900円とか払って
結婚式をやることがばかばかしいと考えていました。
旦那さんも結婚式で莫大な金額を使うことに反対でした。
そのためあたしたちはお互いの友人を呼んでの食事会をすることで
結婚式のかわりにしようと考えていました。
そのことはお姑様にも確かにお話して了解を得たはずです。
と、こ、ろ、が、、、、
パーティーの準備もちゃくちゃくと進行しているころ
「結婚式はいつにする?」「結納の道具は買っておいたから日にちを決めて」
「結婚式の来てもらえるようにあなたが結婚するって皆さんに話したから」
と一人で結婚式の準備をはじめてしまいました。
結婚とは?
わたしは結婚してお姑さまができました。
とても変な人です。
優しくて良い人なのかもしれませんが。変な行動を取ります。
まずはじめて旦那さんにお姑さまを紹介されたのは空港でした。
初めて会う息子の彼女にいきなり自分の実家がどのくらい地元で有名なのか。そして自分の息子がいかに優秀かをえんえんと語ってくれました。
でも姑の実家ってもうとっくに無いのです。
息子の自慢も「小学生のとき、先生が誉めてくれた」とかレベルの話。
このときは「よくしゃべるなー」「ひとの話聞かない人だな」
くらいしか思いませんでした。。