??? 不思議の国のお姑さま ??? -7ページ目

冷蔵庫に入れれば賞味期限は関係ない

冷蔵庫に入れれば腐らない。お姑さまは固く信じている。

だから粉類やせんべいなど冷蔵庫に入れないほうが良い食品も冷蔵庫に保管する。

そして一度冷蔵庫に保管すれば賞味期限は関係なくいつまでも食べれると考えている。


先日、子供のために買ってきたちりめんじゃこを半分食べて賞味期限切れにしてしまった。

小さくても魚は匂うのでごみの日までは冷蔵庫に入れたままにしておいた。


ごみの日が来たので、私が冷蔵庫から出したちりめんじゃこを捨てようとすると

お姑さまは「わたしが食べるからおいておきなさい」と言い捨てるのを阻止した。

そのまま2週間冷蔵庫で放置されたちりめんじゃこはなっとうのような糸を引きはじめた。


我慢できなくなった私が再び捨てようとするとまたもや「私が食べるから置いておきなさい」

とおっしゃる。夫が「こんなの食べたらお腹こわすからやめとけ」というのを聞かず

お姑さまは「火を通したら大丈夫」とフライパンで炒め始めた。

腐った魚を暖めたので家中にものすごい悪臭が漂ったがお姑さまは真っ黒になるまで炒めて

「ほら、おいしそうじゃない?あなた食べてみなさい」を私に勧める。


結局、悪臭ただよう台所の後始末を私に任せ、「もったいないね」とぶつぶついいながら

お姑さまは自分に与えられた部屋へ去っていった。


そんなに食べたければ自分で食べばいいのに、、



孫の名前

お姑さまは自分が名前を決めるつもりでたくさんの名前を考えた。

磯子(いそこ)、玉枝(たまえ)、稲子(いねこ)、三津江(みつえ)、森子(もりこ)、玉子(たまこ)

平成生まれの子供にいくらなんでも酷いと思い、夫と無視した。


できればお姑さまの考えた名前から一文字でも使って

お義母さんが決めた名前ということにしてあげたかったのだか

候補を見つけるのが難しかったのだ。


結局娘の名前は出産前に私が決めていた名前になった。

その名前をお姑さまは「変な名前」「ありふれていてつまらない名前」と批判した。

また「華」という漢字は植物だから枯れてしまう縁起の悪い名前だとも言った。

婆ちゃん子で年寄りにはかなり甘い私だが、このときはとても怒った。

産後の私とお姑さまを一緒にしておくのは私の体に良くないと考えた夫が

急遽お姑さまを実家に帰してくれた。


しかしお姑さまの作文「孫」では自分が「野に咲く可憐なスミレのような花の乙女に育てと願いとこめて

つけた名前」であり息子も嫁もとても良い名前だと大喜びしたとなっている。


そして強制送還になったお姑さまは一週間後また東京にやってきた。

出産の日

予定日の翌朝土曜の朝、目覚めると破水していた。いよいよ出産だ。

わたしは特に注意が必要な妊婦のため、すぐに入院することになった。

土曜の夜から激しい陣痛がはじまったが私のそばには誰もいない。

お姑さまが立会いのためそろそろ病院に行こうという夫と母親を

「こんな時間にでかけることは危ない」と止めていた。


しょうがないので夫はお姑さまが寝た頃やってきた。

私の母親も立会いを希望していたが、お姑さまの

「私は行かない。家に一人にされると困るからここにいて」

というので、お姑さまがおきてくるまで待っていた。


そして翌日、すでに子宮口が全開になり、陣痛もついているのだか

子供がなかなか下がってこないためまだ出産できずにいた。

その激しい苦しみかたを見て夫はおろおろ、母親が泣き出すなか

お姑さまは助産婦さんを捕まえて「私の実家は地元では有名な家なのよ。そもそも、、」

といつものように世間話をはじめていた。


後日お姑さまは「孫」という作文を書いた。

その中では夜中に飛んでいって一晩中病院で出産を待ちつづけたことになっている。

お世話

妊婦検診のなかで私は子宮頚ガンであることがわかった。

当初は出産後手術の予定だったのだが、進行が思ったより早くて

子供をお腹に入れたまま手術をすることになった。

そのためつわりが終わるとほとんどの妊娠期間を入院して過ごすことになった


私の両親は四国に住んでいるのだか、母親に上京してもらい世話を頼むことにした。

入院している私の洗濯物や世話だけでなく、夫の夕食までお願いして本当に助かった。


そんなある日お姑さまが

「お母様だけにお任せするわけにはいきません。私もお世話に行きます。」と言い出した。

私は手がかかるのがわかっていたので母親に断るように進めたがうちの母親は

「初めての孫に関わることだから気が気じゃないでしょう。好きにさせてあげましょう」

とあっさりお姑さまの上京をOKした。


そしてその日から私の母はどんどん痩せた。

なんせお姑さまは①電車に一人で乗れないので常に付き添いが必要。②行きたい方向何も言わず行ってしまうのでよく迷子になる。③電車の中では「年寄りに席を譲りなさい」と優先席にいる人に体を押し付けて強引に席を奪い喧嘩になる。④どんなに荷物が多くてもビラをもらいつづける。⑤個性的なファッションをしている人を見かけると大声で「まあーおかしな格好で表をあるくねー」と指差す。⑥レジや切符売り場では必ず並ばず割り込みをする。しかも止めると手を叩いたり振り払って抵抗する。とお姑さまと病院にくるために電車に乗ることすらしんどいのだ。


でもお姑さまは「お世話本当に大変だけど、あなたたちのためだから仕方ないわね。」といいながら今日も病院にやってくる。


記念品

お姑さまは記念にと物を残しておくのが大好きだ。


主人が赤ちゃんの時に使った哺乳瓶やオムツは

家の一番使いやすい棚に大事に保存されている。

「孫が生まれたら使うから、出しやすいところにないと困るからね」

そのため、礼服など使うものはすぐには見つからないところにしまい込んだらしく

葬式の時は適当な服を着ていくか、私の服を使う。


普段の生活でも

「今日、外食した記念」といいながら使用済みの割り箸やら割り箸袋などを持ち帰る。

自分の分だけでなく人の分まで持って帰る。

マックやスタバのペーパーナプキンも使用済みでも使用前でも必ず持ち帰る。

そして自宅の床に並べておく。

「珍しいから人が欲しがるからね。盗られないようにしないと」

「これもしばらくしたら骨董品として価値が出るから大事にしまっておきなさい」


今日もお姑さまがみかんが入っていた袋を使って玄関を戸締りしている。


もったいない

お姑さまは「もったいない」が口癖だ。

新宿などに行くとポケットティッシュはもちろん、美容院のチラシ、英会話のチラシ、コンタクトのチラシ

最後はピンクビラまで積極的にもらってくる。

少し歩くだけで両手いっぱいのビラが集まるが、重たいので必ず妊婦の私か主人に持たせる。

「そんな紙もただじゃないのよ。もらっとかないともったいない」


せっかく電車代と休日の貴重な時間を使ってきた新宿は1時間もしないうちに

荷物が重たくて帰るはめになる。


そして「もったいないから置いておきなさい」

と我家に置いていくか、片道8時間かけて自宅に持ち帰る。

そんなこんなで姑の家の床はまた見えなくなる。

整理整頓

お姑さまは整理整頓が大好きだ。

ただしまう場所が普通の人と少し違う。


たとえば電車の切符、

買った後広告で作った財布に入れ、

それを本当の財布に入れ、

それを黒い皮のポーチにいれ

それをバックチャック付き内ポケットに入れる。


改札は目の前だが一度その中にしまう。

そして、改札直前で止まりかばんをがさごそと取り出す。

改札を抜けるとすぐ立ち止まりまた同じようにしまう。

そのためお姑さまが通過する自動改札は5分以上は確実に利用できなくなる。

インテリア

お姑さまが一人で住む、主人の実家に行ってきました。


まず玄関に冷蔵庫があります。

そして玄関の鍵はみかんの入っていた袋を3つ継ぎ足して

ドアノブにぐるぐる巻きつけたものが鍵だそうです。

台所には洗濯機がありました。

謎です。謎が多すぎます。


お姑さまは物を捨てられないので、すぐ部屋がごみだらけになり

床がみえないくらいになると数百万かけ部屋を増築します。

庭がなくなると隣の敷地を買います。


そのため想像できないくらい謎の間取りの家になっています。

お風呂場には客間に行くためのドア、仏間に行くためのドア

トイレに行くためのドアがあります。

お風呂に入るときは仏間で裸になり、風呂に入ります。


ちなみにこの数年で一千万以上かかっています。

お姑さまは新築したらお金がもったいない

リフォームで安く便利になったと喜んでいます。



初めての読者!

本日ログインして見ると

な、、な、、なんと!初めて読者になってくれる方が現れました。

感激です。ありがとうございました。


私の拙い文章のせいで今つわりだと思って心配までして頂きましたが

今はもう子供も1歳6ヶ月になり、生活が落ち着いています。

これまで溜めに溜めていた、お姑ネタをブログにしています。


まだまだお姑さんの不思議ワールドはつきませんので

期待していてくださいね。


洗剤は毒

洗剤は毒である。

お姑さまは絶対に洗剤は使わない。


食器を洗うときもどんなに油ぎたぎたでも、水洗いのみ


洗濯は水のみの手洗いで、脱水のみ洗濯機使用。

洋服は傷むから洗わないのが基本で何度も何度も着てから洗う。


もちろん自分自身の体も水洗いのみ。

シャンプーは病気になると言い10日に一度くらい

今年のような猛暑でも、一日中そとで歩いていても

水族館のイルカショーで頭から水槽の水被っても

明らかな異臭がしても病気になるから洗わない。


つわり中のため、また吐いて痩せてしまいます